破綻を恐れるな

コア土曜クラスの低音マルチリンガル、岡田まりです。

第7回は堀場さんによる、バラエティの基本でした。

バラエティの基本、と言いつつも、どんなジャンルにも通じる内容との事。

事前に渡された原稿を持参してレッスンに臨みます。

最初に言われたのは、先ず我々がすべきは、

良いボイスサンプルを作る事。

それに必要となる素材を、レッスンを通じて

色々模索していくのだと伺い、

この日のレッスンの心構えが先ず固まりました。

全員へのメッセージとして一番最初に言って頂いたのは、

読む前に、なるべく具体的に番組をイメージすること。

既存でも、架空でも良いから、まずは放送枠や出演者を

イメージした上で読むと、確かに解像度が

自分の中で一段上がったような気がします。

実際の仕事とボイスサンプルでの違いを聞き、

早速次のサンプルをどう作ろうか

頭の中で色々駆け巡ります。

そんな中早速、順番に課題原稿を読んでいくことに。

最初は敢えてフィードバック無し。

2回目からは番組をイメージした上でトライ。

読んでからイメージした番組はどういうものだったのかを伝えて、

聞き手との齟齬があったのか、フィードバックを貰います。

何回読めるかは分からなかったのですが、

今回一つ決めていたのは

前にやった事とは全然別のことをやる、ということ。

ついつい、微調整して、とか色々逃げたくなるのですが、

折角聞いて貰える場所で大して変わり映えのしないものを

何度も聞かせるよりは、破綻しても良いから

挑戦する事だけはやめないでおこう、と思ってトライしました。

それでも何処かで帳尻を合わせに行ってしまう自分。

まだまだ思い切りが足りないと実感しました。

クラスメイトへのフィードバックの中にも参考になる言葉が沢山。

毎度のごとくメモ魔になっています。

レッスン終盤は堀場さんへの質問大会。

実際にバーズに通われていた頃どう取り組んでいたのか、

実際にやった取組を具体的に教えて頂きました。

今週もたくさんの種蒔きをして頂いたので、

水やりを今後も続けていこうと思います。

アフターバーズからミッドナイトバーズへと向かう道中、

今年初のイルミネーションを見ました。

もうすっかり年末です!

業界講座ブースワーク

【秋18期 業界講座ブースワーク】

みなさん、おはようございます🫶🏻🩵

秋18期 ブランディングの田口真子です。

今回は山上さんによるレッスン

『業界講座ブースワーク』を振り返ります!

レッスンはまず座学から始まり、最後に初現場を想定したロールプレイングを行いました。

座学では主に、ナレーションに関わる人々の中にはどんな人がいて、どんな仕事をしているのかを山上さんの経験も交えながら教えていただきました。

お話をきいて、現場における決定権の複雑さに困惑、、!

同じ役職の方が数人いてどの人がどう違うのかよくわからない!

自分が行く現場にどんな立場の人がいるのか、全部把握するのは難しいのでは?と思いましたがレッスン後半に行われたロールプレイングで、山上さんの現場での立ち居振る舞いをみて、なるほどと思いました。

自然なやりとり、話の運び方。とても勉強になりました。

役職を理解して終わりではなく、理解してコミュニケーションすることで話がどんどん広がっていってるんだなと。

そして相手のペースで始まるのか、それとも自分のペースで始まるのか。そこで大きな差が出るということもよく分かりました。

そしてその流れは,一度決まると抗うのが難しいということ。

一度でも相手のペースになるとそのままするすると流れていく。

自分が提供者の立場であることをしっかり自覚して、流れを自分で作っていく。

実際にそれを感じたからこそ大きな学びになりました。

学びに感謝です。

山上さん、ありがとうございました!!

ブランディング 田口真子

次ってないんだ・・・

 朝、洗顔クリームがかたくなって、なかなか絞り出せなくなってくると、冬を感じます。
ブランディングの下牧です。

 先日は、山上さんの講義。そうなんだ!と思うことがいっぱいでした。
①「Pってそんなにいるんだ・・・」
 ナレーションの現場の様子や関わっている人たちについて、初めてきちんと教えてもらいました。
 元・地方の局アナなのですが、地方局ってそんなにたくさんPやDがいないし、演出とか構成とかも全部Dがしていたし、
音声さんも色んなことをかけもちしていたし、私自身も役割などよくわかってないまま、アナ兼記者兼D兼Pみたいな役兼あめちゃん補充係 みたいな感じだったので、東京ってやっぱり違うんだな・・・と色々なことがわかってすっきりしました。
こういうこと知らないで現場に行くのは不安でしたから。

②「Dって何でもわかってると思ってた・・・」
 ディレクターはその企画について何でもわかっていて、的確に指示してくれる人だと思っていたのですが、
よく考えれば、イメージを正確に言葉にして伝えることは難しいでしょうし、ただ言葉尻だけをとらえるのではなく、どうしてほしいのかを感じ取って こちらから提案できる力が必要なのだということも身に沁みました。

③「そんなにグイグイいくんだ・・・」
 山上さんの新人の頃の現場への入り方をも実践して下さったのですが、あいさつから、すごくグイグイいきますし、そこから会話も盛り上げて、 さりげなく情報もゲット。さらには、自分の編集したナレーションパフォーマンスまで見せちゃって、こんなこともできますよアピール。 普通なら、あいさつして、原稿もらってブースに入るという、この短い間にです。
 この時、私は思いました。これはちょっと迷惑なんじゃないかと。相手にも時間があるし、きっとすぐに収録をはじめたいだろうし、 新人があれこれ言い出すのも、なんだコイツ、空気読めよ!とか思われるんじゃないかなと。
 でも、その後のお話を聞いて、そういう考え方もあるんだと思いなおしました。
 「次はないと思ってるから。」
 何もしなければ、それで終わりなんですよね、次も呼んでもらえるわけじゃないんだから。
その日の現場を成功させるのは当たり前。次の種を蒔くつもりで現場には入らないといけない、と伺って、私にはそういう考え、全然なかったなと とても刺激的でした。
 自分はどうしたいのか、どう見せたいのか、どういう関係を築きたいのか、改めて考えていかないと、と思える講義でした。

🦖八千代菜々美1人バーズCo③🦖

八千代の怪獣ナレーター八千代菜々美です!

8のつく日は八千代の日‼️
今日の内容は
【目黒さん 読みと発声】です!

人それぞれ声帯や持っている楽器によって出し方も出る音も変わってくる!
『何をやりたくて何のトレーニングをしているのか自覚を持つ事が大事!』

【姿勢を整えるのはなぜか?】
バランスが取れる=いらない緊張が解ける
→響きが豊かになる
 深く息を吸えるのでリラックス効果UP

私は基本リュックで生活して左右のバランスを整えています!最近は長時間の立ち仕事で軽いギックリ腰になってしまいましたが、コルセットとストレッチで少しずつ治していきたいと思います😭

ストレートネックは頑固者で、
"みな実のまくら"が気になっているところです。

【トレーニング方法】
①拳を使ってその中に息を吐く👊
すんなり吐けない状況をつくり、肺を動かすことによって声を出しやすくするため。
☆道具も大事だが拳一つあればどこででもできる!!

②ドッグブレス🐶
カット表現やリズミカルな表現をする時に声帯の力だけでは力強さに欠けるため鍛える。
1コ1コのブレスを大事に、前より後ろ腰の方を意識して動かすとgood!!
☆めっちゃいいダイエットにも♪

【素敵ワード集】
『少し負荷をかけてあげないと成長しない』
同じ問題ばかり解いていても次にはいけません。

『世の中にどんな音を出していきたいのかで考える』

SEやBGMその他の音、調和や波長の中に自分の声があるだけ。

『常に自分はナレーターという世界観で生きて欲しい』
日常的にいろんなものを聞いて気づきを得ることが大事。

『本番は全てを手放す』
その代わり、日常では常に意識しておくこと。

レッスンを受けて色々なことを言われて今はわからなくても、1コ1コの点がいつか線になるのでそのときは自分ができるようになった時と言うこと。

目黒さんのレッスンは専門知識を学べる意外に、大事なところは砕いて説明してくださり、私たちが"体験"できるようにとても考えてくださっているのが伝わる暖かいレッスンでした。
また、随時大丈夫?など声をかけてくださり気配りがすごく本当に素敵な方だと思いました。

バーズでは技術だけでなく、人として私もこんな風になりたいと尊敬できる方にたくさん出会えるため20代でここにたどりつけた事を嬉しく思います。

次回11/28もお楽しみに!
ガォ〜🦖

八千代菜々美

できない事ができるようになる って嬉しい

秋18期コアの青木丈です。
大江戸先生のコピーを始めました!

その最中、松田先生が仰っていた「ナレーターは想像以上に裏声を使っている」という事実を実感しています。

そんな松田先生が担当してくださった『ナレーションの特性』の講義。
二週間前と同様、発声や滑舌を分析していただきました。

その結果は得点アップと同時に「頭声がだいぶ使えるようになった」との評価を頂きました!
意識して改善した結果が出て、嬉しさ一杯。さらなるクオリティアップを目指して頑張ります。

また、詳細なコピーのやり方もお教えいただいたことで、明らかに自宅練習の質が向上しました。
今回ご評価いただいた頭声は、あおい洋一郎さんのコピーで得られたこともあり、コピーの有用性を再認識しています。

講義後のアフターバーズでは「コピー先の方がなぜこのような読みをするのか、言語化して分析できないのですが」と質問したところ、
「数を重ねることで知識が溜まって、言語化できるようになると思いますよ」との回答を頂き、コピーに対するやる気がアップしました。

そして、前回のブログ(※1)で書いた疑問「胸に響く音はどのような効果があるのか」の回答は
「安心感ですね」とのことでした。

Nスタ等でよしいよしこさんのお声を聞いた時に抱く『安心感や信頼感』は、胸声が一因にあるのか と気付くことができ、二重の意味で謎が解けてスッキリとしました。

次回の講義は堀場先生の『バラエティの基本』。
ついに「読み方」の講義に入るのだろうか と思うと、高校の恩師に「基礎の延長線上に応用がある」と言われたことを思い出し、
これまでの発声や滑舌の分野を疎かにしてはいけないな、と自分を奮起させているところです!

ここまでお読みいただいた皆様、今回もありがとうございました!

(※1) 前回のブログ
https://x.gd/QQt2o

青木 丈

弱みが強みに!腹式いらない説!?!

「弱みが強みに!腹式いらない説?」またもや仰天!!こんにちは!!秋18期コアクラスの石井並美子です!
今回は堀場亮佑さんのバラエティーの基本についてです!冒頭1人1人原稿読みをし、その後どんな番組をイメージして読んだのかそれにあった読みになっているかなどについてディレクションしてもらいました。原稿を読む前に漠然とこの番組というよりはその番組中のもっと詳細例えば、最後の盛り上がりの対決部分のナレーションなどまで具体的に決めてから読む方がいいことや自分の強みや声は合っているのかなどたくさんのことを考慮してから読むということが大事だということ。バラエティー番組についてもっと研究しなければいけないなぁと感じたのと、自分の強みってそもそも何だろう?と…。そこがわかっていないことがわかり、これからいろいろ試行錯誤しクラスメイトの声や表現を聞いたり、先生のアドバイスを元に探っていきたいです!!
ナレーションが上手くなる3つのコツを教えてもらってからの発表はプレッシャーとの戦いでしたが、尖った表現やハスキーになってる部分がうまく生かせるいいと仰ってもらえたので、そのことについて電車の中で考えていたら以前その尖った部分は汚い音になってしまうからと何度か修正して直してきた表現だったことをハッと思い出しました。弱みが強みに、強みが弱みになることもある…こういうことかと。何が強みで弱みかわからなくなってしまうけど必要な時に出せる必要なければ引っ込める。自由自在に声をコントロールできるようにどちらも磨いていきたいです!
話は変わりますが、堀場さんはナレーションする際、息を鼻からではなく口から吸っていると聞き、私はとても驚いてしまいそれはいいのか質問させてもらいました。結論はいいとのこと!ずっと鼻で息を吸って口で吐く腹式!腹式!と教わってきたので鼻で吸うのが苦手な私はおぉ!と小さなガッツポーズをしてしまいました。基本はあるけど、上手くいかない場合は他を選択するという考えも可能とのことです。腹式どうでもいい説というのを聞いたお話などもしていただきました。 ありがとうございました!!
アフターバーズでもボイスサンプルの件などについて学長や堀場さん、クラスメイトとお話しができて早くスタジオバーズで収録がしたい気持ちに! 日々、たくさんの学び、情報に感謝です!!
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ちゃんもりのレッスン振り返りレポ♢その5

こんにちは!
秋18期生コア水曜クラスの、森です。

また先々週になりましたが、ちょうどぎっくり腰でやられてた日の授業の、5回目のレッスン『読みと発声』を振り返っていきます。
姿勢についての指導があったのですが、まともに参加できず悔しい。

_____

11/2(土)目黒先生『読みと発声』 ※振替&リモート参加

早く売れる人も居れば、時間がかかる人も居る。
ご自身はどちらかというと後者だったと仰る目黒先生の授業は、背中を押されるような言葉をたくさん頂きました。
怖がらずに出していった方がいい、やみくもにやることが大切だと。

また、目黒先生は授業の途中でも「たくさん水分とってね」「寒くない?」と私たちを気遣ってくださいました。ありがとうございます!

今回は色んなプレーをするための土台を作るような授業だとのことでした。

授業はまず、自分の声を振り返り、発声のしくみ、姿勢、呼吸、響き、言葉、という風に進みました。

・自分の声を振り返る
ボイスサンプルの「名乗り」について。
名乗りはとっても大切!いい声の人は名乗りだけでキマる!

一人ずつ自分の特徴などを言って、自分の名前を言っていくという流れでした。
「~なボイス、(名前)です」と自分の声の特徴を言う方や、出身地を交えた名乗り、経歴など、色んなパターンの名乗りを各々言っていきました。

初めて自分の声を聴く人に、どんな印象を与えたいか。

私は何も考えていなかったので自分の番になるまでちょっと考え、好きなもの(お酒)に関する一言を付け加えてみました。
これは言い方含め、もう少し練ってみようと思います。
ボイスサンプルに使いたい。

・発声のしくみ
呼吸は声の動力源。
ナレーションの土台を作るコアは、いわば立ち返る場所とのこと。

発声のしくみについて図を見つつ教えていただきました。
そういえば授業で使っていた図、先生のHP等を作成しているデザイナーさんが作成しているそうです。素敵。

この日は0になる時の姿勢、リラックスできる良い姿勢を教えていただき、グループになりお互いの姿勢を確認しました。
発声するとき力が入る1点だけに集中できるように、他の部分はリラックスできるような姿勢です。

立った姿勢、座った姿勢とどちらも教えていただきました。
慣れていないからか、(腰をやっているからか、)腹筋が痛い…!

「良い姿勢はスタイルトレーニングにもなる」と先生。
その後、電車でもこの姿勢を意識しています。目指せ美BODY。

・呼吸
自然な呼吸について。
そもそもなぜ息を吸えるのか。肺の周りの呼吸筋群が脳の指令によって動くからです。
これを如何に意識せず良い呼吸を吐くのか、そのためのトレーニングについて教えていただきました。
声を出すときは息を吐いて音を出します。
圧が足りない、響きが足りない、指摘を受けることも多い部分です。
ここではその声に圧力をかけるための呼吸、そして筋肉の使い方について学びました。

深い呼吸から、音を送り出す。
自分の体がどう動くのか意識してほしいとのこと。

呼吸のコントロールは意識すると難しいしまたもや体が痛い…。
普段どんな喋り方してるんだ私は。

・響き
姿勢、呼吸からの響き。
共鳴腔のお話からスタートしました。
松田先生の授業でも教えていただいた共鳴腔です。

各共鳴腔を意識しつつ声を出しました。
バランスよく当たる音、響きが満ちている音を出すために「軟口蓋に響きの球を当てるように」というのがポイントだそうです。

そしてここで、どの部分を意識すればいいのか考えているうちに、先ほどの姿勢が崩れてしまう私たち…。
自分の体と向き合うために姿勢も呼吸も1つずつ忘れず意識していきましょう、と先生。

その後、いろは歌(ver母音のみ)を読みました。
響きは母音から生まれるとのこと。
綺麗に母音を鳴らさないと響かない。
これをキチンと鳴らせるようになると綺麗と言われる可能性が高まるそうです。

その後は子音もついたいろは歌。
ひらがながすべて入っているので、基本を立ち返るには丁度良いんですね。

・言葉
その後ChatGPTが作成したテキストを使用し、読み方の確認をしました。
一旦言葉の意味を考えず、色を付けずに先ほどまでの呼吸や響きを意識して読みます。
こちらもグループワークでお互いに読みあったのですが、私はちょっと声が揺れると指摘を受けました。
どこに力を入れれば良いんだろうと迷ううちに、不思議な読み方をしてしまった気がしています。

その後一人ずつ「名乗り→テキスト」と読んでいったのですが、どうもうまく声が出せず「踏ん張れてない?体調悪いかな?」と心配されてしまいました。

「名乗り」とテキストの「本編」は別のもの。
ですが、名乗りで「あれ?なんか変だったな」と思ったらそれを引っ張ってしまい、本編に影響が出てしまいました。
同じように名乗りに引っ張られた方が数人いましたね。
わかるわかると思いながら聞いていました。

別物だと頭ではわかっているはずなのに、コントロールできない。
これも慣れが必要なんだろうと思います。

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振り返りながら思うのですが、最初に目黒先生が仰った「怖がらずに出していく」が終盤の読みで全然できず、緊張してちゃんと喋れなかったな~と反省。
もっとまともに読めたはず…。

バーズの授業では反省ばかりしている気がします。
次に生かせたらヨシとする!

と文章を書きつつ自分の姿勢がまた悪くなっていることに気づきました。
一つ一つのことを意識し、それが自分の中で「自然」になるようにしたいですね。

ちゃんもりのレッスン振り返りレポ♢その5 おしまい