聞いてないぞと思いつつ、秋期の授業もいよいよ始まりました。原稿よりも自己紹介の方が、いつまでたっても慣れません。
『頭ではわかります、でもここ(喉)になんかあるの~!』と泣きそーになりがら受けていた春期の授業を思い出しました。右と左くらいしかわからないような状態の私がいきなり、張ってぇ~!煽ってぇ~!!まいてぇ~!!!の日々。とにかく必死でついていきました。それでもうれしかったのは、ちゃんと受け止めてもらえているという実感です。どれだけ下手くそでも気持ち悪くても、それがそのひとのMAXでさえあれば、ちゃんと何かは伝わります。講師のみなさんはもちろん、クラスの人たちもみんなあたたかかった。
『とにかく出してみて。なにか変わるから』
以前授業で社長がおっしゃっていた言葉を噛み締めながら、突風に飛ばされつつ家路をいそぐのでした。