お仕事報告

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あけましておめでとうございます。
サカエDです。
昨年末のお話ですが、初めてナレーターとして
お仕事をいただきましたのでご報告です。
お仕事はビジュアル系のバンド達が
何組も集まる日本武道館スペシャルライブで
使用するVTRでした。
普段はディレクターとして慣れているMA室も
ナレーターとしてはドキドキです。
到着した段階では、早すぎた為か
ミキサーさんがまだ整音中で、それ以外は僕のみ。
なんとなしにVTRをボーっとみていると
タイムコードが…10:52:05:00~
・・・・・・って?
初のお仕事なのになんて長いVTRなのか!?
その後に駆けつけたADさんからいただいた原稿は
ナレーションだらけのものが10ページ以上・・・orz
早くも目の前に暗雲が。。。
急いで原稿を確認していると、見慣れぬ単語が沢山。
L’Arc~en~Cielくらいは読めますが、
その他にもこういった感じの固有名詞が並びまくっており
読めない単語が20個以上。
なのでディレクターの方に確認しつつ打ち合わせ。
10分ほどあって早速ナレーターブースへ。
そして原稿の一行目、「NEXT ARTIST IS!」と
叫ぼうとしたときディレクターさんから一言。
D「あ、呼び込みの一言はクリスペプラー風でお願いしますね~。」
僕「はい了解でーす。 (…って、やったこと無いっす(T_T) 」
ちなみにその一言だけを3テイク。
いや、3テイクで済んだことが奇跡でした。きっと。
まぁディレクターさんも色々なバージョンが欲しいのだろうと
一人勝手に持ち直すことにして続行!
その後も、「妖しく」や「声色を変えて荒々しく」、「囁くように」
「プレーンでフラットに説明する感じで」など
シーン毎に色々な注文が。
冷や汗をかきっぱなしの2時間でなんとかナレ録が終了。
自分の引き出しの少なさを痛感する2時間でした。
それでもブースを出た後、
いつのまにか来ていたイベント主催者側のおエライさんに
「プロって色んな声だすんだね。面白いよ!」と
褒めて(?)いただき、結果良しと思うことに。
そして後日、ライブのチケットを貰ったので武道館へ。
自分の声が会場内に響き渡ったのを聞いた時は
恥ずかしくもあり、チョット感動もありました。
ちなみに、一言目の「NEXT ARTST IS!」は
ものすごいエフェクトやりバーブがかかっており
外人とデジタル機器が混ぜ合わさったような凄い声に(笑)
自分に足りないものを山ほど痛感した初仕事。
今回はバーズのレッスンで今後自分が積極的に
学ばなければいけないものを自覚できたのが最大の収穫です。
来春からはそれを求めてネクストで頑張りたいと思います。
それでは!

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