新年会、卒業して顔を出す機会もなくなっていたので貴重な時間でした。
皆さんありがとうございました。
バーズを卒業して2年。
その間にレギュラー2本と特番、狩野社長には素晴らしいお仕事に出会わせて頂きました。
今日は「1人で頑張る」ことの意味を履き違えていた私自身を振り返ります。
長く、くらーい文章になると思いますので気が向いたら読んでください。
実は私この2年、「自分だけに集中する」という日々を送っていました。
余計なことを考えない。ナレーションすることを一生懸命願う。それだけ。
一見、正解みたいですが、これ大きな落とし穴となりました。
結論から言うと私の場合、自分に集中する=殻に籠もっていただけでした。
理由はあります。
在学中は教えて頂いたことに人並みには頭を絞ったつもりですが、なにせ私は積極性とか皆無で完全な人見知り。当然営業も超超苦手…
一度お仕事をしたところを訪問させて頂く時ですら、毎回事前にがっつり台本書いていました。前日に台詞をしっかり頭に叩き込み、当然アドリブはきかないし、帰り道はぐったり。卒業してからもその失敗は続き・・・
★緊張する→空回る→失敗する→お腹痛い→イヤになる
★皆の頑張りを耳にする→感心する→うまくできない自分に嫌気がさす→焦る→
不安になる
というスパイラルに陥いったから。
私、渦巻きの中にいます!と大声でここで叫べば良かったんでしょう。
でもしませんでした。できませんでした。当時は自分だけが失敗しているような気がして情けなくて。心が揺れないようにいろんなことシャットアウトしました。何の情報も耳に入れない、極力皆にも会わない。黙々と。要するに逃げました。
でもそんな時、奇跡的に最初のレギュラーが決まりました。
この頃は営業にも少し慣れ、拙いながらも楽しさを見出せる瞬間もありましたが・・・
相変わらず、1人でいなきゃという変なプレッシャーを抱えたまま。
で、さらに1年。
とにかく1人でいることにこだわっていましたが、その間のことはあんまり覚えてません。
ただ、手帳読みかえすと、ゆっくりペースではありますが、いわゆる営業として、その時行きたい場所や会いたい方に会いに行っていたみたい。
多分、自分のペースが掴めてきた頃だったと思います。楽しくなってきたかも。
でもでも、ほんとは、見ないふりをしていた目の前の壁にも気づいていました。
そう、自分のノビシロがどんどん小さくなっている・・・
そこで、今回新年会に参加しました。
皆さんの熱気に触れてたくさん話を聞き、で、ようやく思い出しました。
ど人見知りながらも一生懸命窓を開こうとしていた2年前の自分。
自立するつもりが、目を逸らすために籠もっちゃってたこと。
そして何より、籠もっている間も実はたくさん助けてもらっていたこと。
籠もってると、成功も失敗も誰にも話せません。
1人は楽だと思いきや、成長するスピードも実は半端なく遅い。
そして一番こわいのはそれに自分で気づかないこと。自業自得なんですけど。
1人でがんばることはもちろん当たり前だけど、1人ぼっちじゃなかった・・・
バーズにせっかく通ったのに、忘れていた私。
抽象的な文章ですみません。
でも、2年前にはできなかった失敗発表を今ここにきてやってみました。
すっきりです。
新年会!ありがとうございました。
ビスコ
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