『完璧主義者ほど、そうなっちゃうんだよね』

こんばんわ。春二期アドバンスの大江です。
ナレーションとは関係無いのですが、自分はビリヤードをやっておりま す。ボールを撞いてポケットに入れるだけの、ただただ単純な競技。しかし、1mm撞点がズレただけでも、ボールはあらぬ方向に……単純だからこそ、その深淵を感じさせるモノがあります。
僕は集中力がなかなか持続しない人間で、小学校の通信簿にも「落ち着きが無い」的な事を多々書かれていました。
狩野社長は仰います。
「現場に入った時の『集中力』!!これね!」
そこで、無い知恵絞って「足りてねぇ『集中力』、ビリヤードで鍛えら れないかしら」と考えて始めた訳です。
つい先日。収録が終わっていつもの新宿のビリヤード場での事。一人の時は思い通りに入れられるのに、対戦になるとしょうもないミス を連発。続かない集中力。自分への苛立ちだけが募る。結局、数十ゲームで全敗。上手く出来ない事、勝てない事にグッタリして、BARスペースで お酒を呑む。
すると、対戦相手のおじさんが「ここ、いい?」と隣に座った。
先程のビリヤードの失敗や完全な敗北に重ねて、日常生活や本業のナ レーションの事をツラツラと話していたら、おじさんは、こう言い放ちました。
なるほど…
まぁさっきのビリヤードで言うと
一人の時は上手かったのに、対戦だとヘタになる。
…君はさぁ、人前で失敗したくないタイプでしょ。
一回の小さなミスで崩れる。自分が納得出来るプレイが出来ないと苛立つ。
んで、出来ない自分に嫌気がさす。
普段から「自分は特別だ!」とか思ってない?
そうゆうヤツ程、ちゃちいミスをズルズル引きずる。
完璧主義者ほど、そうなっちゃうんだよね。
その本業とか、日常でもそうなんじゃない?
人前で下手なところは見せられないカッコイイ部分を見せたいし、そうゆう『映りのいいトコ』だけ見てもらいたい。
でもまぁ……ビリヤードで言えばね、君、ヘタクソだよ。
上手いかヘタクソかで言ったらね。まだまだヘタクソ。
……あれ?ショック?
ん~、でもさ~別にいいじゃん。
でも、君がヘタクソでも、別に誰も気にしないから。誰も悲しまないから。まぁでも…それが嫌だってんならヘタクソだって事を認めて、経験詰まなきゃ。ヘタクソじゃなきゃ分かんないじゃん。実際にうまくなった時の手応えがさ。
それにね、今だけだよ~「失敗する権利」があるのは。
仕事でもなんでも、権利がある内に失敗を経験しまくって君の『集中すべき瞬間』を見つけなきゃなぁ。
あっはっはっはっは~
僕は一体何回実感すれば気が済むのか、と思いました。
これは『自己受容』だ……
僕はバーズで聞いた『自己受容』とゆう言葉に衝撃を受けて以来、口癖の様に自己受容自己受容言ってます。でも実際は、思ってる程自己受容出来てないんじゃないのか?なんか、ちょっと難しい事を聞いて分かった気になってるんじゃないのか?この前部ブログで書いた様な失敗も、結局は自己受容で解釈出来てしまう。
結局、まだカッコつけたいだけなんじゃないのか?
愕然としてしまう。
自分で気付く事よりも、周囲から気付かされてばかりだとゆう事実。受け取ってばかりで、周りはおろか自分自身にさえ与える事が出来ていない事実。
外で起こっている事や形式を見るのではなく、それを見る事で生じた自分の気持ちや考え方を自分で理解し受け止めないと、自己受容とはとても言えない。
最後におじさんは、こういいましたー。
難しい顔してるね~。
う~ん……(ボールを)撞くか・撞かないか
100か0かだけじゃなくてさ
その間に、ちょっとタバコでも吸って落ち着かせるとか
酒でも呑んでテンション上げるとか
100と0の間に99個も選択肢はあるんだよ。
えーと、何だっけ。
『木を一本一本見るのではなく山を見る』だっけ?
もっと大きくゆったり考えろや、にいちゃん。
なんか前にも増して暗い投稿……
もしかしたら自分、案外暗いヤツなんじゃ……
でもそうゆう部分も認めないと!
ふぅぅぅぅ
まだまだ戦えマスゾ!毎回自分の事ばっかですいませんでした。それでは、失礼します。
ブログもやっております。よろしければご覧下さい。
http://ameblo.jp/patricks/
《追伸1》
狩野社長、今回のオーディションのお話ありがとうございました。自分の結果としては悔しさで一杯ではありますが、未経験のジャンルを 経験出来た事はきっとバネになると信じています。追って猪鹿蝶でご報告があるとは思いますが、先立ってお礼を言わせて頂きます!
《追伸2》
店員さんが教えてくれました。
「あのおじさんは、90年代の日本のトップランカーだった人ですよ」
勝てる訳ねぇ!

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