土Nクラスのマツジュンです。1週前になりますが、土Nクラスで山上先生の初授業がありました。勝手ながら、感想を交えてレポさせていただきます。なお、文字化けの可能性があるので、br改行タグのみのベタ打ちにて失礼します。
授業では、題材であるバラエティ番組のナレーションを通して、原稿内の文字を全て「ポ」に置き換えて読むことで文章に引っ張られ過ぎない表現法や、内なるパッションの解放・爆発を表現する「どぅーん!」など、山上先生独自のアクロバティックな指導法が繰り広げられました。
授業で一番衝撃を受けたのは原稿の内容を分析して、まず「〜風」と決めつけ、のっけから読み方を固定して読んでしまう自分の悪癖を一発で見抜かれたことです。
それを踏まえて、次の発表の番に先生より頂いた指示は「YOU、しゃくれて読んじゃいなヨ!」でした。わけもわからずに言われた通りにした結果、狙っていたイメージの斜め上をいくようなトンデモ表現が、しゃくれたアゴから勝手に飛び出していました。こんなことは表現の勉強をしてきた間で初めての経験でした。
…もちろんこれは一例だとは思いますが、これによって、上達をあせる余りに神経質な読みに凝り固まっていた自分が馬鹿らしくなり一つ吹っ切れた気分になれました。
授業の最後に言われましたが、「”それっぽい表現”に固まってはいけない。あれができない、コレができないと、自分の考えた所に追いつこうとするのではなく、”つい出てしまった表現”を周りは見てくれてる。常に自分の殻をぶち破る意識を忘れずに練習し、本番に備えるべし」とのお言葉が、とても印象に残りました。
この日の経験と山上先生のお言葉を忘れず、常に自分の殻をぶち破る姿勢で練習を続けていきたいと思います。
以上、乱文にて失礼しました。