CMセミナーでの田子先生のためになる話

CMセミナー受講中のkamiです。前の書き込みでサトウさんに書いてもらってますが、今回の田子先生の授業で、冒頭、田子先生からとても為になるポイントをいっぱい教えて頂けました。サトウさんの書き込み以外の部分で、自分がハッと思ったことを書いていきたいと思います。
・声は人なり
自分の見てきたもの、やってきたこと、食べてきた物など体験してきたことが、人間性として声に出る。また、小説を見る、映画を見るなど、他人の人生を体験することはとても重要なこと。何かを知る前と知った後とでは、必ず声は変わる。常に良い物、面白いもの、自分の興味のあるものに接して、それを取り込みながら自分の声を作っていくことが大事。
ナレーションは人生そのものである。自分の知っているものしか出てこない。全てがナレーションのためだと思って、色々な経験をした方がいい。
・想いが声になる。想いが声に出る。
CMは物を売るためのものなので、「売れろ!、これ買って!」という想いがあれば、それが声に出る。CMの時には、そう想って読むようにしている。
・CMの台本は時代。
今読んだ原稿が新しい流行りを作り、時代を作り、未来を作っている。「俺達はCMを通じて未来を作っている」という意識を持つことで
誇り、プライドなどの感覚が出てきて、その気分が声に出る。
・台本は覚える。
台本は目で見ながら読むのではなく、覚えて、もう一度体から、心から出す。目で見て読んだ言葉と、覚えて出てくる言葉はものすごく違う。台本を覚えて → 一度それを忘れて → 画面を見たときに自然と出てくる言葉は本物。
田子さんの言葉を聞きながら「なるほど」と思っていましたが、今、このブログを書くためにもう一度録音したものを聞きなおして、再度目からウロコでした。レッスン後、山上さんに「自分のものにするためにブログに書け」と言われなければ、こういう気持ちにはなりませんでした。山上さん、ありがとうございました。
また、これらの言葉を忘れないようにしていきたいと思います。田子先生、ありがとうございました。

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