金Nのぽんじゅ~すことイシダです。
僕も前回の山上さんレッスンについて書かせていただきます。
前半は「主演者が次々と出てくるVTRをアドリブを交えながらかっこよく盛り上げる」というレッスン。
まずは、音楽と友達になるために全員立ち上がって身体を動かすことに。最初はとまどいもありましたが、山上さんの「いいね~」に触発されるように、だんだん壊れはじめる生徒たち。10分後には、教室の中がフライデーナイトフィーバー状態に。
踊りまくってたっぷり汗をかいたあと、いよいよナレーション開始。すると教室の熱気に導かれるように、普段では考えられないハイテンションなプレーが続出。その中でも「伸ばすところ、切るところ。上げるところ、下げるところ。メリハリをはっきりする。原理はストレートと一緒だから」という、山上さんの的確なダメだしがとびます。
それを聞いて、もらった原稿にいろいろ書きこんであったアドリブをメリハリをつけやすいように自分なりに考えて再構成したところ、驚くほどすんなりとプレーできました。この感覚、はじめてかも。
後半は、前半の勢いそのままに番組PRへ。
これも原稿を変えてもいいということだったので、自分が読みやすいように変えたところ、「いいんだけど、その表現はバラエティーではありきたりなんだな」というダメ出しが。確かに…と思っていると、「最後の一行、もっと面白く変えてみて。すぐ行ける?」と山上さん。不思議なことに、何も思いついてないのにもかかわらず「はい、行けます」って即答してました。いや~、勢いで何とかなることもあるものですね。自分の意外な一面を発見できたレッスンでした。
その夜のアフターバーズにて。
山上さんが「最初、みんな顔が死んだまま踊っているのを見てどうしようかと思ったよ」とおっしゃったので、「(先生とみんなが持っている)エンジンが違うんじゃないですか?」と答えました。すると、山上さんはまるでシャーロック・ホームズのような笑みを浮かべてこうおっしゃいました。
「イシダ君、違うんだよ。エンジンじゃないんだ。みんな”準備”ができてないんだよ」
この言葉を聞いて、はっとしました。
レッスンでは、先生が映像や音楽や原稿を用意してくださいます。今回は音楽に慣れるためのウォーミングアップの時間もありました。しかし、それらがない場合、自分のプレーをするにはどうしたらいいのか。いろいろな状況を想像して準備しておくことが大事なのだと気付かされました。
自分はまだまだ準備不足。これからもっといろんな準備をしていかなければと決意を新たにした夜でした。
山上さん、いろいろとありがとうございます!!