アドバンスのさいとう・モスキート・ゆうこです。先週火曜日、声優養成所のエアエージェンシーさんへ交換留学生として行かせていただきました!遅ればせながら、体験日記を書かせていただきます。
レッスン開始20分前、期待と不安を胸に地下の稽古場の扉を開けると…そこにはストレッチや発声練習を各々集中して行う、生徒さん達の姿が。中には歌を歌っている方も。
稽古が始まる前からムンムンの熱気に、完全に圧倒されてしまいました。
そして稽古開始。
この日の稽古内容は、劇場版アニメのクライマックスシーンのアフレコ。3回映像を見てから本番、ダメ出しという流れでした。
校長の藤原啓治さんから「これ、いきなりクライマックスだから、みんなパッション大盛りでお願いします!」との注文が。
『パッション大盛り』…。藤原さんがレッスン中何度も口にしたこのインパクトのある言葉が、この日のキーワードでした。
そして本番。
映像モニターの前に置かれたマイクに向かい、指名された役を熱演する生徒の皆さん。まさしく剥き出しのパッションが、そこにはありました。
私もアフレコに挑戦したのですが…なんだか違うんです。彼らのように表現できないんです。アニメ特有の技術的な部分はさておき、それ以前の問題だと気付きました。
そう、パッションです。パッションが足りないんです。
アニメでは演じる役の上でのパッションという意味もあるかもしれませんが、私にはそれ以前に表現者として伝えたい、感動させたい、楽しませたいというパッションが足りなかった気がします。余計な物にとらわれてパッションにブレーキをかけてしまっていたようにも思います。それは私の発声にも表現にも表れていました。
「もっとパッションを…」、「もっと情熱を持って…」、バーズの授業でも幾度となく言われ続けてきた言葉。その時は、あぁそうかと納得したつもりでも、根っこの方でちゃんと理解できていなかった。生徒さんたちのパッションに囲まれてみて、改めてそれを思い知らされました。
シンプルだけどすごく大切なこと。それに気付けたことこそが、交換留学1日目の最大の収穫でした。この機会を与えてくださった義村さん、藤原さん、関係者の皆さまに心から感謝いたします。
パッション大盛り。
当面の間、それを自分のスローガンに掲げて頑張ろうと思います。そして交換留学2日目は、パッションの替玉、麺の固さは粉落としで臨んでまいります!
パッションパッション連呼しましたが、次回交換留学の報告では、パッション以外で学んだことを中心にお伝えしたいと思います!
ではまたm(_ _)m
☆モスキート☆