○○力!

土曜ネクストに通っております、冨田裕美子ことトミーです。
先日、再び「未来世紀ジパング」のボイスオーバーをさせていただきましたのでご報告いたします。
二回目ということもあり、気持ちは大分落ち着いてスタジオ入りをしたのですが、そんな落ち着きは、台本をいただいた瞬間になくなりました。
前回は自分の読む部分だけの台本をいただき、ご丁寧にマーカーでラインまで引いてあり、タイム、カット割などかなり詳細でした。
今回もそのように渡されると思ったら、まーーーーったく違いました。
えぇ!同じ番組ですかー??ってくらい違う台本でした。
ナレーションはNA、ボイスオーバーはVOと書いてあるだけ。
なぜかボイスオーバー部分にはタイムは書かれていない。
二人の掛け合いもまるで一人分のようにまとめて書かれている。男か女かも分からない。
手書きで来るーとかタイムも無い場合も多くあるーとは聞いていましたが、私の想像とは全く違うものでした。
これも経験。ありがたい。
そしてありがたいついでに、この日はもう一本録る日だったようで、一つ録り終わったと思ったら、また違うディレクターさんがいらっしゃり、またまた別バージョンの台本が!
今度は、ボイスオーバーのみが書かれている台本。今回のはお話が分かりやすかったので大丈夫でしたが、ナレーション部分があるのとないのでは、やはりあった方が流れを掴みやすい。
でも無い!
読解力、理解力、瞬発力、本当に必要だなとシミジミ思いました。
あともうひとつ感じたこと。
再現力です。
テストでプレイしたあと、一発でオッケーが出て、それで行きましょーってなった時。
本番もそれと同じようにやれること。
同じように、勿論やろうと思っているのですが、無意識にか、邪念か、もうちょっと上手くやれると思うのか若干変わってしまうのです。
そして、たいてい何かちょっとしようとした場合、テストの方がいい場合が多かった気がしました。私自身は勿論、他の方を聞いていてもテストの方が良かったのではと思うことがありました。
昔、芝居のレッスンを受けていた頃。
「今、自分がした芝居を、もう一度同じように再現出来ないのは、目的をもって芝居をしていないからだ。」
と言われたことがあります。
お芝居をしている時、よく、今自分がどう演じたか分からない、っておっしゃる方がいたのですが、「今自分はこういう方向でアプローチをするとしっかり決めていれば、そんなことにはならない」ということです。
確かに、その当時、そんなこと考えず、なんとなくで、雰囲気で、台詞の感じで、芝居をしていました。
でも、それは結局なんとなくのお芝居でしかなく、目の前にいる役者を動かすことはできず、勿論そんなものはお客様にも伝わらない。
なんだか、すっかり芝居のお話になってしまいましたが、今回の現場でそんなことを思い出したのです。
ナレーションにしても通ずることではと思い、書いてみました。
長くなってしまいましたが、分かりづらかったかもしれません。
文章の構成力も必要ですね。
頑張ります!
気になった方は是非お声かけください!
そんな私にとっての2回目の「未来世紀ジパング」。
明日12日夜22時からテレビ東京で放送です。
是非ご覧下さい!
バーズの上原さん、竹さん、松坂さんとご一緒しています!
では!

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