バーズ初仕事

木Bの 柿喰ケケ子 こと 松坂貴久子です。
先日スマホに見知らぬ番号の着信を見つけ 恐る恐る折り返すと 聞こえてきたのは、何と武信さんの声でした。
「松坂さん、お仕事があるんだけど、明日空いてます?」
卒業まであと3カ月…バーズからお声をかけて頂いてお仕事に行くのがひとつの目標だった私。
「落ち着いた年齢の女性の声で。ボイスオーバー、大丈夫だよねぇ…?」と何だか心配そうな武信さん(>_<) 「いえいえ大丈夫です。もちろん行かせて頂きます!」 不安を打ち消すように電話を切ると、早速 アドバンスで学んだ「三種の神器」名刺・プロフィール・ボイスサンプルを揃え、手土産を用意しました。 テレビ東京でこの秋から始まった経済番組、毎週月曜22時放送の「未来世紀ジパング」 皆さんのお仕事報告などを読ませて頂き、心の準備… スタジオの雰囲気や どなたにサンプルをお渡しするべきかなど教えて頂こうと、すでにこの番組のボイスオーバーを経験済の上原さんと冨田さんに連絡を取り、当日は待ち合わせをさせて頂くことにしました。 上原さんから とても参考になるお話を伺いました。 「初めての現場は、入り時間の30分前にスタジオの場所を確認し、どこかでゆっくりお茶でも飲んで時間を潰してから10分前に入るといいですよ!あまり早く入ると先方も気を遣うし…」 冨田さん曰く 「とても和気あいあいとした現場でしたよ。ディレクターさんが御手本を実演して下さったり(^-^)」 心強いお二人の後ろから「おはようございます!」と精一杯元気に入ったところ、今回の雰囲気は違っていました。流石 経済番組!とても静か…放送回ごとにプロデューサーさんディレクターさんが変わるので、雰囲気が違って当たり前ですよね(^-^; 名刺交換、そしてプロデューサーさんにサンプルをお渡し、手土産を開け、でもとても静か… 原稿を渡されてからの流れは、先日冨田さんがブログに書いて下さったとおりです。 冨田さんがサクサクとOKプレイをなさるのを拝見する中、次第に緊張していく自分がいました。 初見の映像で 瞬時に画面の人物が出しそうな声を想像して 尺に合わせて台詞をつける。頑張ろうと勢いこんでやると 「あまり芝居しなくていいですよ!」 とディレクターさん。そうでした。吹き替えでもバラエティでもありません。ナチュラルにナチュラルに!しかも人物ごとに声色をしっかり変えて… まさに冷静な判断力と瞬発力が問われます。「要求を越える」どころか「要求に応える」ことも大変なのだと実感しました。 先日の忘年会で大江戸よし々先生と小坂先生から現場の苦労話など伺いましたが、大江戸先生はなんと「47人(?違ってたらごめんなさい)の登場人物を1人でこなす」というボイスオーバーをやったことがあるそうです!絶句(*_*)流石です(^-^)v 反省点ばかりのバーズ初仕事でしたが、お声をかけて頂いた武信さん、アフターバーズで迎えて下さった義村社長、山上さん、畠山先生、本当にありがとうございました! 今夜22時、テレビ東京です。 先週同様 ほんのわずかの出演ではありますが「未来世紀ジパング」という素晴らしい番組に関われたことを幸せに思います。 今まで 漠然と描いていたナレーターとしての自分のスタンス。本当の目標が見えてきた気がします。引き出しを増やし、営業頑張ります(^-^)/ 柿喰ケケ子でした。

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