家電ナレーター、ばーちーです!
スクールバーズも新たな期が始まり、このタイミングでヘッドホンなど購入しようかと思ってらっしゃる方もおられるのでは?
そこでナレーターにオススメの定番ヘッドホン MDR-CD900STについて導入前の小噺をさせて頂きます。
結構長くなったのでお時間ある時にでもお読みください。
MDR-CD900STは多くのMAスタジオでも導入している声業界で活動するプレイヤーにとって定番のヘッドホンです。
ヘッドホンの中でもモニターヘッドホンという分類にあたり、音を原音に近いピュアな状態で再現することを目指して開発されたもの。
このモニターヘッドホンをブレイヤーが使用する利点としては以下の通りです。
1、ピュアな音再現により自分の声や表現を客観視するのに適している。
2、ボイスサンプルやTV等の音声を原音に近い状態で聴くことにより、耳をフラットな判断ができる状態に戻す/保つことが出来る。
以上を踏まえて今回の本題です。
初めてMDR-CD900STを購入する際にありがちなこと。
1、近くの電気店に行ったが取扱ってない!
MDR-CD900STはSONY製ですが、SONYはSONYでもソニーミュージックという会社の製品ですので、よく市販されているSONYのヘッドホンとは取扱店が異なることがあります。なので、SONY取扱店であってもこのMDR-CD900STがない!ということもままあります。
こういった店舗ではメーカーから取り寄せることも基本的には出来ないので、お店に足を運ぶ前に電話で“ソニーミュージックのMDR-CD900STは取り扱いがありますか?”と聞くことをオススメします。
※a SONYグループのヘッドホンのほとんどはMDR~から始まります。必ずMDR-CD900STと聞いてください。
※b 販売員の方の中にも自店で取扱いが出来ないことを知らない方もおります。(SONYだから大丈夫だろう的な)後日になって「やはりムリ」という結果はお互い時間の浪費なのでぜひ確認を。
※c ネットショップで購入もありです。個人的にはサウンドハウスさんをよく利用します。比較的安価に取り扱いがある印象です。
http://www.soundhouse.co.jp/sp/
2、ヘッドホンだけでは使えない!変換プラグをセットで購入してください。
iPod,iPhone,iPadやウォークマンなどの携帯機器、TVやPC、ラジオなどの家庭用オーディオ機器の多くでこのMDR-CD900STをそのまま使用することが出来ません。それはプラグのサイズが違うからです。
MDR-CD900STのケーブルの先はステレオ標準(単にフォンとも)という直径6.3mmのプラグになっています。写真右端参照。
対して上記オーディオ機器の多くはステレオミニという直径3.5mmのプラグ(写真右から2番目)で接続する必要があります。そこで、MDR-CD900STを上記オーディオ機器で使用するにはプラグを変換する必要があります。
これはとても簡単です。変換プラグというものをヘッドホンのケーブルの先にかぶせてあげればOK!難しい取り付けは一切ありません。
“ステレオ標準(フォン)オス→ステレオミニオスに変換”です。ご自分で分からない場合はお店の方に聞いてください。だいたいの電気店で取り扱いがあります。
※d 参考までにSONY製の変換プラグ(SONY的にはプラグアダプター)PC-233Sです。(写真参照)
ヘッドホンの太いプラグを変換プラグの穴に刺して、短い先端をオーディオ機器に繋ぎます。
メーカーによって100円~1000円ぐらい。
以上、改稿するたびに長くなる家電小噺、でした。