春7期水曜Nの矢野です。
平瀬ちゃんに続き、私も『コピーナレーションをあおい先生にチェックしてもらおう!』のオプションレッスンについて投稿します♪
レッスンの趣旨としては、売れっ子ナレーターさんのナレーションをコピーしてとっても耳のいいあおい洋一郎先生にチェックしていただこうというオプションだったのですが、あおいさんの耳の良さといったら、驚愕ものでした。
それぞれの生徒が沢山の時間をかけてコピーしてきたであろうナレーションをその場で聞いて、一瞬でコピーしてしまいます。そして、
「ここで間を取って、ひとつひとつの温度がもっと熱い感じ」
「もうちょっと、ちゃんと切って」
「そこ、音おっこちないで」など、
生徒とプロの微妙な違いをどんどん指摘していきます。
「あー、それはやりすぎ」
「ここは、読みの表情が変わってるよね」
「読み終わった後に、てんてんてん・・・なニュアンスが入ってる。そこをコピーするといい」
あおい先生の一言一言に、ふむふむと頷きっぱなしでレッスンは進んでいきました。
・・・・・と、そんな感じで、今回のレッスンでは、できてる、できていないのレベルでも、それぞれ課題は見えたのですが、それに加えて、私が非常〜〜〜〜に勉強になった!!!と感じたのが、そのナレーターが、「何を工夫しているのか」を、要所要所で解説してくださったこと。
多くの生徒は、オプションのタイトル通り自分はちゃんとコピーができているのか、できているつもりでできていない箇所や、自分の耳では聞き取れず再現できていない細かなニュアンスなどをチェックして頂こうと思って参加していたと思うのですが、あおい先生のレッスンは、その何歩も先!!!
おかげで、コピーの意味を、深く感じることができました。
これまでも、コピーをしてはいたけれど、意識が浅かった!!ということに今更ながら気付かされました。
どういう意図でこういう読み方をしているのかということをコピーを通して理解する。
そうして、
『まっさらな原稿に向き合った時に、そのナレーターだったらきっとこんな風に表現するだろう』という所まで
自分の中に落とし込んでいく。それが大切なんですね。
いままでは、原稿を書き起こした後に、プロのナレーションを何度も頭の中で再現できるほど聴くようにしてからコピーをスタートしていましたが、これからは、その前にワンクッション!
『プロのを聞かない状態で、自分だったらどう読んだだろうと想像する。もしくは、実際に読んでみて録音する』という作業を加えていこうと思います。
入り方、ニュアンス、表情、音の高低などなどなどなど、プロと自分の差をリアルに掴んでから、コピーに入ります。
なんとなく特徴を掴めるようになった段階で、もうコピーできたような感覚に陥ってしまうという(コピーが手段ではなく、目的になってしまうという)ありがちな間違いをしないためにも。
今回のオプションは、あおい先生も初の試みで、手探りのレッスンだったとおっしゃっていましたが最後に一言
「これは、面白い。またやろう!」と!!
はい。是非、お願いします。
あおい先生、本当にありがとうございました。
p.s.イベント立ち上げてくれた平瀬ちゃん
コピーを聴いてもらう・・・それだけで、いつもはなんちゃってコピーだったんだって気づきました。ありがとう!是非、定期開催しましょう♪