現在、スクールバーズ・秋8期アドバンス受講中の初子です。
先週の水曜日、『和風総本家』プロデューサーのテレビ大阪 庄田真人さんがゲスト講師で来てくださいました。
私のように駆け出しのものにとって、実際に番組制作に携わっている方に直接お話を伺うのは本当に貴重です。
何が何でもこの回を受けたい、とずっと思っていました。
しかも、『和風総本家』は2014年度ATP賞 情報・バラエティ部門 最優秀賞を受賞しています。
私もツイッターは以前からフォローさせていただいてますが、実際にお会いするのは初めて。
一体どんな方なんだろうとワクワクしていました。
この日は卒業生もたくさん聴講に訪れ、庄田さんの言葉一つ一つを熱心に聴き、メモをとり、さながら「囲み取材」の様でした。
まず、番組とはどのように作られていくのか?と言うことについて。
『和風総本家』を例に。
ディレクターは演出、ロケ、編集を担い、
プロデューサーは予算などの管理部門を担います。
『和風総本家』では一人のディレクターが一本をじっくり担当しているのだそう。
だから細やかで丁寧な番組と印象を受けるんですね。
「ナレーター」の役割と起用する基準について。
『和風総本家』のナレーターはいわずと知れた「日本のお母さん」的声の麻生美代子さん。
そして、報道からバラエティまで活躍の場が幅広くスクールバーズ講師でもある、あおい洋一郎さん。
このお二人が何故、起用されたのか、それは、視聴者の年齢層のニーズに関係があるそうです。
『和風総本家』のターゲットは高めの年齢層。この層は、ゆっくりじっくりとした番組の流れを好み、
そのじっくりとした流れに「耐えられる表現力」を持ったのがこのお二人なのだそう。
普段からスクールバーズでも、ニーズは誰なのか?そこから、どんな雰囲気の番組なるのか考えるように言われています。
実際に聞いて、ああ、そうなのかと改めて納得しました。
番組においてナレーションで期待するところは?
声にBGMが加わったらどう相乗効果が現れるのか?その「化学反応」を期待するそうです。
読みにあったBGMで、BGMに乗った読みでのサンプルを作るとはこう言うことなのか…またまた納得でした。
最後に、ナレーターのキャスティング営業ってどう思われます?と言う質問について
営業が実るかどうか、これはタイミングとご縁。
飛び込み営業も、あえなかったり、そっけなくされたりは相手もよっぽどの事があって、タイミングが悪かったと言うこと。
自分もうまくいかなくてショボンてなるけど。
ただ、知らないよりは、知っている人の方がキャスティングで顔か浮かびやすいし、
サンプルはネットですぐ聴ける環境の方が良い。
などなど。
まだまだ、たくさんのお話を私たちに真摯に話して下さいました。
番組を通して、「日本て良いな」をまだまだ伝えたいそうです。時にはまじめに、時にはユーモアのある出演者のやり取り。
携わっている方たちの人柄が本当に表れている番組。
いつしか、自分もその一員に加わりたいと思う、
前に進むちからをいただいたと思います。
授業後も、私たち生徒と気さくに会話をしてくださった、庄田真人さん、
本当にありがとうございました。
感想のようなレポートのような、
長文大変失礼いたしました。