ネクストの宮本崇弘です。
コピーセミナーを終えて思ったことを書いてみようと思います。
「コピーをする」
今までの役者人生で人のモノをコピーするということをやったことがなく、むしろ人のやっていないこと、誰しもが思いつかないことをやれという演出をうけてきた僕としてはびっくりすることでした。
でも、やればやるほど奥が深く、できない!これでもかというほどできない!!!
コピーをすればするほど、未熟な自分、不器用な自分、わがままな自分が浮き彫りになっていきました。
もう嫌だ!って何回思ったかわかりません。
でも山上先生のレッスンで、コピーは課題を見つけるもの、という言葉を聞いて自分がやろうとしていたことがズレているんだということを感じました。
そして、あおい先生が、コピーとは売れている大先輩方がやっているプレーに近づくことではなく、先輩方が何をやっていて、どうやっているのか?そして、それらを学び、自分の引き出しとして得ていくものだとおっしゃっているのを聞き、コピーで得るものは何かということを改めて考えることができました。
藤本先生が伝えてくれた、声優癖、いままで考えたことなく、でも職業病みたいな形で染みついているもの。コピーを通してナレーターと声優の違い。
大江戸先生の授業でわかった、自分ではやっている、できているつもりのダメダメなコピー。その音の違いや、高低、表現の自由さ、細かいところまで参考にして、真似をするという難しいさ、
他にも今までやったことがないことや、考え方、たくさんありすぎてパニックになりました。
声優として活動していくためにも、ナレーションを学び、活動していくためにも、コピーセミナーを受けれたことが財産になったと思っています。
あとは努力をやり続けていくだけ、最後に山上先生がおっしゃっていた、やる奴はやるし、やらない奴はやらないという言葉を胸に努力していきたいと思います。
ほんの少しですが、ナレーションにたいしての向き合い方が変わったと思います。
もっとやりたい表現をやるためにも色々な人のことを参考にして自分の血や肉にしていきたいと思います。