「私、名刺持ってません。ボイスサンプルはまだ作ってません。早くナレーションの仕事がしたいんです!」
こんな矛盾した状態でいることに恥ずかしくなりました。
土曜ネクストの伊賀崎です。先日、藤本隆行先生の「ヒルナンデス!」のスタジオにお邪魔しました!
2度目のスタジオ見学ということで、今回は“多少落ち着いて”スタジオに向かうことができました。
スタジオに入ったら、まずは基本の挨拶から。藤本先生の「こちらは見学者の~」という言葉をきっかけに、スタジオに入ってくるスタッフ全員が私と一対一で丁寧に挨拶してくれる、とても雰囲気の良い現場でした。藤本先生とミキサーさんが名刺交換をしていたのでびっくりしましたが、なんと毎週ミキサーさんが替わるとのこと。大変だなぁ、なんて思いながら“多少落ち着いて”いられたのは、ここまでです。
なんと、ディレクターさんが私に名刺をくれたのです!まだ名刺を持っていない私は、ただただ必死に挨拶を返すだけでした。そんな状態の中、今度はプロデューサーさんが名刺を差し出してくれたのです!!!!
動揺、冷汗、、、。見学者という立場に甘えていたのかもしれません。邪魔にならないようにということばかり気にして、自分が何の準備もできていない状態であることを自覚しました。名刺を持っていないからというわけではなく、それをきっかけに、自分がまだバーズでいう自立したプレーヤーになるための「自分でできることをやった上で」を“やっていない”ことに気が付いたのです。
私はバーズに通う傍ら、スポーツクラブ等でインストラクターの仕事をしています。インストラクターの資格を取るため養成所に通いましたが、私は生徒のうちからインストラクターの仕事を始めていました。ある先生のレッスンを代行する機会を得たのです。全く自信はなかったし怖かったですが、こんなチャンスを逃すわけにはいかない!と必死で準備したことを覚えています。それをきっかけにそこでの仕事が決まりました。それから、もっと繋がりを作っていくために、と名刺も作っていたし、そのうち自分でも場所を借りてレッスンをするようになり、誰に教わるわけでもなく看板やチラシを作って配り、地域の広報紙などに載せてもらったりもしていました。
このことを思い出したら、私はバーズでまだ何もやっていない、ただの受身の生徒であることに気が付きました。
養成所を卒業してインストラクターの資格を取っても、そのまま仕事につながった人はわずかしかいませんでした。まだ教える自信がないから、とまた別のところで勉強する人が多い。それでは、いつになったら自信が生まれるのでしょう?私は知っています!教える経験を重ねることで自信はついてくるのです。どんどん自分からやっていかないと、いつまでも生徒のままで終わってしまいます。
ついこの間まで、ボイスサンプルは制作費が高いから、もうちょっと上手くなってから~なんて思ってましたが、それではいつ、もうちょっと上手くなるのでしょうか?ボイスサンプルは作ると上手くなる!と山上さんがオリエンテーションの時から言ってくれています。すごく納得です!!
春期始まりました。自立へのステップアップに向けてどんどん動いていこうと思います!
見学の冒頭部分だけでのご報告になってしまったので、もう1つ投稿させていただきます。
写真は、撮るのを忘れたことに気付き、帰り際にスタジオのあるビル内で急いで撮ったものですm(_)m