スポーツドキュメントセミナーを受講しました山田です。あっという間の5回でしたが、10回に匹敵するほど濃厚な内容でした。先生方には大変大変感謝しております。
スポーツ番組を観て『なんとなく、こんな感じだろうか…』とは思っていませんでしたが、恐らくどこかにあったのでしょう。私の読みは『なんとなく』で進める中身のないものでした。
ですから第1回の高川さんのレッスンから早速大きな気づきをいただく大収穫でした。“ボールを投げる(伝えること)には、まずはボールを掴まなければ、投げる振りをしているだけ“この事は、当時もここにUPしたのですが回を重ね色んな読み方を学んだことで更に納得しました。これができていないと、結局どんな読み方をしても統一感のないブレブレの読みになる。
第2回の鈴木まゆさんのDJ読みレッスン。これは「私の為のレッスン︎」と勝手に勘違いするほど、今一番知りたい事を教えていただきました。DJならではの雰囲気作り…語りかけ、テンション、語尾、カタカナ…聴けば聴くほど嬉しくてニヤついてました。スポーツってこういうパターンもある!と更にヤル気アップ。
第3回は鈴木省吾さん。飾らず、構えず、脱力して普通に息を吐くような自然な読み。かつ、一定のバランスを保つ意識が根底にないと、何をどうしたいのか伝わらない。テンションを上げて煽る読み方も難しいですが、引いていくのは更に難しいことが分かりました。
第4回は逸見さん。脱力していても熱を感じる読み…しかも、あざとく聞こえない…といった技術面はもちろんなのですが、さらに嬉しかったのは「2020年に向けて、各々の個性を活かして色んな番組を一緒に取っていきましょう!」とスポーツ番組を勝ち取る為の戦略について細かく教えてくださいました。
最終回は、山上さんからスポーツ番組と他番組での収録状況の違いと立ち位置を細かくレクチャーいただき、さらに「めざせ!2020年のパラリンピアン」の映像で収録。
録音したものを聞いてみると…。自分では全くそのつもりはないのに画と音楽の雰囲気に酔っているような気持ち悪い色付けがされている!…まさに“ショートケーキに砂糖をぶっかけた“表現を思い知らされました。
前の4回までで学んだ“自然体の重要性”。その為には、熱量の足し引きや距離感などの計算は頭ではなく身体に入れ込まなければいけないのだ…これが第5回のセミナー終了のまとめとなりました。
5人の先生方から、両手ではとても抱えきれないほどの宝物をいただきました。あとは、自分に落とし込み、自分の物にしていく…ここからが私の重要課題です。本当にありがとうございました。
濃厚!スポーツセミナー
