水曜B 房本です。前回は、鈴木省吾先生、CMの立ち位置のレッスンでした。
内容はもちろん、省吾先生の普段からの在り方、声の存在感が。
冒頭、出欠を取るのに名前を呼ぶだけでも、かっこいい!
こんなCMに声を合わせてみたい、と感じさせる声と佇まい。
“思いで喋る”の
思いという感覚。
感情というと、大きく起こっている気持ちとか、ちゃんとしたなにかがあってそれを込める、というイメージだが、そうではない。
もっと、感覚としてすごく移ろいやすいもの。
気持ちを”決める”のではなく、
むしろ危なっかしく、自由な状態。
感じながらも、自由に喋ること。
どんなシチュエーションで、誰にいっているのか。その時の実感を言葉にする。
“いい感じでやろう”などの作為を捨てていく。
きちんとしようとすることにとらわれずに、シンプルに。
呼吸に意識してみる。
心に響く言葉がたくさんありました。
自由で危なっかしい 移ろいやすいからこそ面白い表現。
普段のバラエティーレッスンとは違う、
新しい感覚、立ち位置。
緊張感のあるスタジオの中でそのナチュラルな姿を保つこと。
まだ捉えきれたとは言えませんが、
余分なものをそぎ落として、イメージして喋ること、試みることができました。
この感覚を忘れずに、ナレーションに生かせればと考えています。
鈴木省吾先生、ありがとうございました!
鈴木省吾先生/CMの立ち位置
