報道ができたら強い!!そんな印象を持ちました。
土曜ネクスト、伊賀子です!
よしい先生による報道番組のレッスンは非常に興味深いものでした。
報道でも特にニュースは、最新情報がオンエア直前までどんどん更新されるので、とにかく時間に追われているそう。局内でも50m走するくらいの勢いであちこち走って、ぶつかっては鼻血を出したりしている人もいる、という話は衝撃的!!!それほど追い込んでいるそうです。そんな中、収録はオンエアの直前、慌てて書かれた原稿は間違いがあったり分かりにくい文章であったり、それらを即座に気付いて直さなければいけない。しかも映像は見られないことが多く、ミキサーさんもいないケースがあるという。
こんな状況で引き出される力。
期限に迫られて何かをやらないといけないとき、今回は無理だ〜間に合わないっ!と思うようなことも、本当に期限ギリギリになると不思議と、普段は出せないようなものすごい集中力で、沢山のことを考えてるのに全て計算されているような頭の回転の早さ、もしくは新たなアイデアがポンッと出てきたりで、結果、出来てしまう。ふり返ってみると、よく出来たな、よく間に合ったなと思ったり。人間の底力はすごい!
・・・なんてことがありますが、大袈裟かも分かりませんが、そんな状態に近い集中力で取り組んでるのではないかと思いました。先生の話を聞いて、レッスンに使う原稿をいただいただけで緊張が走ります!!
But!
よしい先生が「報道は楽しい!」と言って微笑む姿が頭から離れません!本当に心から好きだというのが伝わるあの感じ。
報道には特集もあって、エンタメ・グルメ・衝撃映像などなど色々なものがあり、決して緊張感たっぷりのカタいものばかりではないし、ニュースだって内容は様々。ストレートが基本であっても、大きな表現やハネるような表現もするし、突っ込みどころには工夫も必要であったりと、思っていた以上に色々な読みができる場!「報道」という言葉のイメージにまだまだ捉われていた自分に気が付きました。
「言いたいことを分かりやすく伝える」のは報道においてとても大切なこと。その上で、自由に読めるところは自由に読んで楽しむ!毎日すごい現場を経験しているよしい先生のあの笑顔から引き出されたのは、私も報道の世界にかかわりたい!というオモイでした。
レッスン中、先生は何度も「違うパターン」の読みを求めていました。これはきっと現場でよくあること。引き出しはどんどん増やしていかないといけないし、ボイスオーバーは出来て当たり前(と思われているらしい)。そこには瞬発力も必要。世の中のことももっともっと知らないといけない。やることは沢山!あとは「やるかやらないか」ですね!
やります!!
よしい先生、大切な気付き、そして限られた時間の中たくさんのことを伝えていただき、ありがとうございました!!
伊賀子