山上先生/アドバンス:ロールプレイング

秋9期アドバンス、カクです。
山上先生のロールプレイングの授業。
プロデューサー、ディレクター、ナレーター役に分かれ、ロールプレイングを通じて現場で何が起こりうるかを学ぶと言うものでした。
ドSな指示を出すP、
混乱して筋の通らない指示を出すD、
いろいろな指示を聞くうちに、プレイが崩れていってしまうナレーター…。
以下に学んだことを列挙しつつ、自分の頭を整理していきます。
・ナレーターは全ての指示に応じない
・本質的に何をやって欲しいかを探る
・自分から提案する
・重要なところを大きく変える
やはり、一番重要なことは
・ド頭MAX
私は現場経験がなく、しかし、人生経験はあります(はずです)。
それに照らし合わせると、バシッと腑に落ちました。
私の前職はweb制作です。
優秀なデザイナーさんは、クライアントの指示の“本意”をくみ取って作業をします。
例えば、出来上がったデザインに関して、「この部分を赤く変えて」と言う指示が来た場合、
それが目立たせたいから赤なのか?
その部分のイメージカラーが赤だからか?
とにかく赤を使って欲しいのか?思いつきか?…、
いろいろな可能性が考えられますが、「赤く変えて」と言う指示に、そのまま赤に変えたりせず、要望をくみとって、デザインのプロとして提案をしながら手を加えていきます。
クライアントはそのサービスや会社のプロ、デザイナーはデザインのプロとして仕事を進めるからそうなります。
ただし、クライアントが細かな部分(デザインの領域)へ踏み込んだ修正依頼をし始めると悲劇の始まりです。
クライアントは自分たちの意図を表現できないと、細部の修正指示をし始めます。
それを、言われるがままに修正すると、デザインとしては成り立たなくなります。
ロールプレイング中、現場では自分から提案するの?修正指示は聞いてはいけないの?…と、
体がプルプルしてしまいましたが、自分の経験に当てはめると、当たり前の事なんだなと理解しました。
そして、ド頭MAX!
やはり何か提案する時、実現可能かは置いておいて、MAXで提案をして、現実的に落とし込んでいくと言うのも前職で見て来ました。
当たり前のことだけど、当たり前にできない。
でも、しっかり自分の経験を通じて背筋を伸ばしていこうと思いました。

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