自分で気が付かないことに気付くには?
土曜ネクスト、伊賀子です。
先生に指摘されると、「はい」と受け入れ態度を見せながら心の中では、本当はこうだったのに・・、ちょっと今のは上手くいかなかっただけ・・・と、悔しいのでちょっと反発してみる。そして次週こそは!と頑張る。
きっと今まで何度もそんなことをやったと思う。でもその頑張りは一生懸命やったようでも、100%のものではなかったんだろうと思いました。きっかけは先日のあおい先生の「旬の実技」のレッスンです。
前週からの反省で、私はその日のレッスン、“持っている知識を総動員させ、どんなプレーをするかぎりぎりまで考え、全力で読みました”。もちろん、その場で全力を出す方法も自分なりに考えて。大げさに聞こえるかもしれませんが、私の場合はそれくらいやらないと存在していないのと同じになってしまうので、本気です。なので、プレー後は何の後悔もない!先生に指摘された部分はまた全力で別の読みに変えました。そこから出てきたものとは?
言葉流れる問題。
「〜が古い食堂にあるんです」という文章。「古い」がなくてもこの文章は通じるけど、「食堂」がなくなると通じない。なのに私はその「食堂」を流して読んでいる。他にも「ジューシーな鶏のから揚げ」の「鶏のから揚げ」の部分が流れている。など、私は削ってはいけない言葉を、前の言葉とくっつけて流している。「言葉を殺している。それを自分で気が付いていない」と言われました。
先生の言うとおり、本当に気が付いていませんでした。家で録音したものを聞いてびっくり!確かに流れている。が!先生の指摘を受けて読み直したところは、いつもより立体感が増して聞こえる。嬉しいっ!自分で練習して自分で気付けてないものに気付かせてくれるのはとても有難いです。全力でぶつかっただけに、たまたまですなんて言い訳が出るわけもなく、本当に自分で気が付いていない悪い癖なんだと素直に受け入れられました。と同時に、言い訳しているうちはまだ100%頑張れてないんだと実感しました。
ここでひとつ、レッスン中にあおい先生から出た名言を紹介!
先生も書かれることを期待してくれてるはず^^
「粘りは筋力!」
です。例えば「70種類以上」という言葉を立てるため粘りたいときは、「なな」「しゅ」「い」で一回一回お腹に力を入れないと粘れない、と。粘るときは腹筋をきゅっと締める、「粘りは筋力」です!
私はこれを言葉流れる問題に応用しようと思います。削ってはいけない言葉を言うとき、腹筋を意識してみます。出来るようになるまで、注意する部分は全部書き込んで練習していきます!
もう言葉殺さない。
あおい先生、貴重なレッスンをどうもありがとうございました!!
伊賀子