「沸騰ワード10」あおい先生/スタジオ見学

春10期アドバンスの鈴木貴々です。
前期から始まった、アドバンスクラス授業の一環としてのスタジオ見学!あおい先生の「沸騰ワード10」の収録現場にお邪魔させて頂きました。
今までは打ち上げや忘年会などのビンゴの目玉商品として、17カ条の一つである運を兼ね備えた者だけが勝ち取ってきたスタジオ見学!当然私も当たった事はなく…初めてトッププレイヤーの現場を見学して感じた事を書きたいと思います。
私があおいさんの沸騰ワード10を志願したのは、以前授業で「沸騰ワード10はしゃべる量も多いし勢いがあるから、収録が終わると少なからず疲労する」というような話をされていたので、さぞかし大変な現場なんだろうと思い見学してみたかったからです。
志願した後に気付いたのは、収録見学日がアドバンス初回レッスンの2日後のトップバッターということ。
すぐじゃん!!
私はパニックになり慌てて、次の日に名刺を作り、ボイスサンプルを用意し、手土産を買いに行きました。
名刺は今年作ったものが最悪の出来だったので全て捨てたのですが、その後に作ろうと思いつつ実行していなかったのです。
手土産は個包装されていないものが良いとの事なので、良さそうなものを求めて色々なデパートをウロウロ…すごく時間がかかりましたが、同期に助けを求めつつ何とか用意する事が出来ました。
この恥ずかしい程の慌てっぷり…田子さんの「365日営業!」の言葉が頭をよぎり、学長や先生方の言葉が次々と蘇ります。
「チャンスの神様は前髪しかない…」
「雪山で遭難しないためには、現在位置とゴールを決め、自分で準備し行動する…」
名刺やボイスサンプルは用意出来て当たり前。手土産だって、普段からリサーチを欠かさなければすぐに用意できるはず。
ボイスサンプルは近いうちに録り直す予定でしたが、今手元にあるボイスサンプルが「今現在の私の営業ツールである」ことを意識した途端、もっと良いものを!早く録らなければ!と、甘い自分への喝となりました。
もちろん、名刺などを渡すことが出来ない現場もあると思いますが、機会のあるなしに関わらず準備する事は、自分のために重要であり大切な事だと痛感しました。
肝心な収録現場についてですが…小雨が降る中、ジメジメした空気を感じさせない程の爽やかさで現れたあおいさん。足元はサンダル(小指を怪我されていました)でとても自然体でした。
それまで緊張していた私でしたが、自然体のあおいさんを見て急にリラックスした気持ちになり「せっかくの機会だから楽しんで勉強させてもらおう」と思い、すーっと緊張が溶けていくのが分かりました。
緊張は伝染する。
あおいさんの自然体の爽やかさも伝染する。これが「場をつくる」ということに繋がるのではないか。
ここからのあおいさんの様子は皆さんが書かれている通り。
原稿のチェックは、サラサラと読みながら区切りや記号のようなものをものすごい速さでつけていきます。
私は圧倒されつつ、その様子を凝視していました。驚いたことは、そんな速さで下読みしながらも内容がしっかりと頭に入っているということ。
また、下読みが出来ない場合は初見で読むこともあるそうです。
速読力、文章力も必要だし、何より場数を踏んで経験を積んでいかないと身につかないのだろうな、なんて考えていると、「いきましょう!」とあおいさんは颯爽とブースに入っていかれました。
「え?もう行くんですか?」
それからは、モニターを見ながらいつものあおいさんのナレーションを堪能しつつ、VTRで楽しませて頂きました。
テスト本番で進んでいきましたが、あおいさんは膨大な量の原稿でもほとんどトチることはないですし、つい先ほど渡された原稿であるなんて微塵も感じさせない程のテンションなので、私は家でテレビを見ているのではなかろうかと錯覚するほどスムーズに収録が進みます。
VTRごとにディレクターさんが代わり、スタッフの方々の出入りも激しく、出来上がったばかりの原稿が持ち込まれ…そんな雰囲気の中でもあおいさんは私たち見学者のことを気に留めてくださり、「かわいい生徒にもお菓子をあげて」とお菓子もお裾分けして頂きました。
ナレーターがブースに入っている間、スタジオでのスタッフの方々の仕事や動きなども興味深く見せて頂き、とても勉強になりました。
収録はどんどん進みますが、気になる所がある時は、後で録り直しを自ら申し出たり。アクセントの認識違いがある時にはすぐに調べて提示する。尺が短すぎて入らない時や、言葉・文章が分かりづらい場合は適切な文章を提案する…など。
今までレッスンで教わってきたことを、いとも自然に当たり前にあおいさんは実践していらっしゃる。
収録を見学させて頂いて気付いた事は…
あおいさんが下読みが短くても問題なく素晴らしいナレーションをしてくれる事・原稿の間違いを指摘してくれる事・アクセントや言葉の提案をしてくれる事などが、全て出来て当たり前と認識されているように感じました。
スタッフさんからの絶大な信頼感のもと、更にプラスαの期待をされ、その期待に応えるように素敵なナレーションをされるあおいさん。
そんな高い位置がスタンダードだとしたら、私にとってはそれだけ出来るようになるにはとんでもなく時間がかかるだろうし、ものすごく難しい事です。それが当たり前のように出来て、更に高い舞台で勝負をしているあおいさんを改めて尊敬し、少しでも近づきたいと思いました。
しゃべりっぱなしの収録は2時間強で終了しましたが、あおいさんには全く疲れた様子はなく、トッププレイヤーとはこういうものだと見せつけられた気がします。そして爽やかに帰っていかれました。
スタッフの皆様、あおいさん、貴重な体験をさせて頂きありがとうございました。
とても勉強になりましたし、自分を見つめ直し、更なる努力が必要であることを認識致しました。
これからアドバンスのレッスンを受ける心構えも出来たので、いっそう励んでいきたいと思います。

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