「このあとすぐ!!」
CMに入る前のこの言葉、どう読みますか?
アドバンス伊賀子です!
先日は狩野先生による「制作会社」についての講義でした。事前に制作会社を調べてはみたものの、あまりの数の多さに困惑し、自分がよく見る番組に的を絞って調べ始めてみましたが・・・エンドレス!講義ではそんな数多い制作会社を、まだまだ沢山あるけどね・・と言いつつキレイにまとめて見せてくれたので、とても有り難かったです。それぞれに特徴や強みがあり、自分の興味があるところがあれば、さらに
・ どんな番組、CMを作っていて
・ ディレクターは誰で
・ その人の好きな声、読み
までリサーチが必要だと知りました。会社数も多いし、その1つの会社を掘り下げていくにも時間がかかるので、日頃からもっとリサーチ癖を付けないといけないと感じました。
それにしてもアドバンス、情報量がすごい!前々期までは2コマに分けていたものを1コマにまとめたというのもあってか、次から次にテレビ制作の流れやBSCS、CMの話等が出てきます。そして自分がどれだけ知らないことが多いかを自覚することに・・。ですが今までとは違う視点がぐいぐい拡がっていく感覚もあって、楽しい!!
その中のひとつ、「視聴率」はとても興味深かったです。今まで視聴率のランキングをチェックしたり、視聴率が高い番組は見ておこうなどはありましたが、自分の読みと視聴率を結び付けて考えたことはありませんでした。テレビ局にとっては「高視聴率=高収入」というくらい視聴率は重要で、瞬間視聴率が細かく出されています。それをもとに作り手は「何がいけなかったのか」とリサーチして、番組の構成を変えてみたりなど視聴率をとるための工夫をし続けるそうです。そんな工夫が時には、「ナレーターが悪いんじゃないか」となりナレーターが変えられてしまうこともあるそう。
よくあることだと思いますが、CMに入るとチャンネルを変えてしまう。そこで視聴率は下がります。そこでナレーターは「このあとすぐ!」というのを思いを込めて読んであげないと視聴者はそのまま帰ってきてくれないよ、という先生の言葉にハッとさせられました。今まで何か引っかかりのある言い方、面白い言い方ばかりに気を取られて、視聴者のことを意識しているようで実はしていなかったんだということに気付きました。
色々と無知なことに悲しくなりそうですが、有り難いことに凹むヒマがないくらい学ぶこと・やるべきことが多いです。ずっと受けてみたかったこのアドバンスで、しっかり知識も技術も身に付けていきたいです!
狩野先生、どうもありがとうございました!!
伊賀子