秋10期ネクストのYuji.Nです。
10月12日のあおい先生のレッスンで指摘されたのは、
音の高低をもっとハッキリさせること、
そして地声が裏声っぽいということ。
後者の「地声が裏声っぽい」という部分に衝撃を受け数日悩んでいました。心の中で地声は地声だしな、地声が裏声だと…??どういう事だ…??とクエスチョンマークが二乗されるように増えていきました。
芯のない声なのか、
前に飛んでいない声なのか、
しかし地声ってなんもしてない声だよな?
自問自答しても分からない。
そこでベーシックの頃お世話になっていた他の先生に助言を求めました。
その先生に言われたのは、
「貴方はソフトにしゃべろうとしてるからね」
ということ。
そこでやっとピンときました。
思えば青春真っ只中 (回想かよ!) の16歳、17歳の頃、
変声期を越えてから異様に声が低くなり、” 普通に話しているだけ ” で喧嘩を売っているのか?と言われてしまったり、” 普通に話しているだけ ” なのに恐い、威圧感あり過ぎ。と当時好きな子に言われて振られてしまったり。
この声のせいで…!!!という思いが思春期の少年だった自分に根強く残ります。(今でもこの声じゃなければ良かったのにと思うことがたくさんありますが)
しかしその後も地声は地声。20歳の頃についたあだ名は、インテリヤクザ。
このままではいかん、なんとかせねば!
そうしてその意識が半ば無理矢理に、地声のバリッとした強すぎる声を抑制するようになっていたんですね。
貴方に敵意はござーません。(あったとしても)
とにかくぶつからずに済むように、バリッとしゃべらずにマイルドにソフトに出来るだけ喧嘩にならないように。
そうした声の出し方が数年たったいまでは無意識に出せるある意味での地声になってしまっていたんですね。
その事を気付かせて下さったあおい先生、そして畠山先生にとても感謝です。
己の声の無意識な癖、
それを自覚しているのとしていないのとでは全く有り様が違います。
しっかりと前に飛んでいく声でプレイする。
そして音の高低、番組に寄り添ったナレーション。番組が変わればガラッと読みを変えられること。今後は意識をそこに集中させて修行していきたいと思います。ありがとうございました。