映像と一つになる

秋10期水曜ネクストの古賀安沙美です。
10月12日、あおい先生の『旬の実技』の授業を受けました。
あおい先生が実際にナレーションをした番組の映像に合わせて喋るという実践的な授業でした。
映像にはめる、尺にはめること………難しかったです!!
私は尺に合わせられなくてこぼしてしまいました。
はじめに、あおい先生が尺に合わせるコツや練習方法などを教えてくださいました。
例えば、、
8秒の尺だとしたら、-0.5秒の7.5秒に収めるとよい。
その尺で収められたら、今度は+−1秒や2秒でやってみる。
とのことです!
尺の感覚は経験=練習あるのみ!だそう。
また、見ている人をわくわくさせるような高いテンションで喋ること、相当エネルギーを使う、熱量を思いっきり注ぐこともポイントだと教えてくださいました!
そして、VTRが切り替わる部分は、ちゃんと切り替わっていることが分かるよう、頭の出だしはカーーン!と入り、ナレーションで空気を変えるのだとか!!
さらにもう一つのポイントとして、、
原稿の中で文章が改行されていると、カット変わりの可能性が高いそうです。
そして、いただいた原稿の中で改行されている所は、ちゃんと1行ごとにカットが変わるようになっていました。
映像と合った読みをする難しさを実感しました。
個人的には…
私はヤクザなナレーションになっていて、読みがパターン化してしまっていると指摘してくださいました。
なので、それだけにならないように、そのパターンを使わないでやってみて、と言われました。
(以前ベーシックの授業で山上先生から、私は2パターンしかないと言われたことを思い出しました…)
また、尺がこぼれてしまったので、それをちゃんと修正できるように、とアドバイスをしていただきました!
この他、何でもいいから人の気持ちをぐっととらえること(上手い下手を超えた読み)、面白い読みはどんなものかを研究する…という言葉も心に残りました。
最後にあおい先生のオンエアの映像を流してもらえたのですが、、
映像とナレーションが溶け込むように一体化していて、一つの作品になっていると感じました!
(映像の中で、レンゲでスープをすくい、そのスープがアップになるちょうどそのタイミングに、ぴったりの言葉が来るようナレーションをされていたり…)
授業で同じ所をやった後だったので、すごく身に染みました。
自分の読みだと、映像とチグハグになっていることを実感しました。
難しかったですが、とてもワクワクしました!
映像をちゃんと見ること、映像に合うナレーションをすること、視聴者になめられるような読みをしない、パターン化しないこと……地道に練習、研究していきます。
あおい先生、ありがとうございました。
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突然ですが、今期の目標は殻を破ることです。
というのも、最近、遠慮してる感じを無くした方がいいよと言われることがあり、遠慮をなくして殻を破ることが今の自分に必要なことなのかなと思ったのです。
そして、今期の守破離の授業で印象的だったことの一つが「自立のステップ」についてでした。
依存脱却の次は自己受容、そしてその次が主体性、自立へ…という流れなのに、その中で自己受容をすっ飛ばして主体性を持とうとする人がいるとのこと。
自分がそれに当てはまるのではと思いました。。
依存脱却するために自分の中で考え、答えが出なくてもそのまま考えていくのが自立することなのかと勘違いしかけていましたが、自分でできることはやった上で助けを求めることが大事なのだそう!
客観的な意見をちゃんと聞いて自己受容することが主体性に繋がっていくということなのでしょうか。。
意見を聞くことに躊躇してしまう時が実は多々ありましたが、これからは遠慮せずに質問しようと思います。
もう一つ印象的だったのは、今期から加わったという、「努力は時に楽しむことに負ける」というお話です。
考え方で成果も変わる。
楽しみながら、遠慮もなく、殻を破っていきたいです!
最後に、ボイトレでの具体的な目標は、発声練習でやった音圧がナレーションに反映されるようにすること、繊細な音の調整をできるようになることです。
改めて綴っているとやるべきことがたくさんですね。
前向きに歩みます!
今期もよろしくお願い致します。

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