ポケんちわ!
秋アドバンスの新井麻希と申します。
山上智先生の現場見学をさせて頂きました!
テレビ東京系列で、毎週日曜、朝8時から放送中の「ポケモンの家あつまる?」のMA現場です。
ポップなナレーションで、子ども心をワクワクさせる山上さんのナレーション。テレビを見ているだけでは分からなかった、現場での「リード」が印象的で、頼れるアニキでした!
行く前に1時間くらいお茶をして、どんな現場で、どんな方々が番組を作っているのか教えてくださったので、全体図がつかめた状態で、お邪魔しました!
以下、特に自分も盗みたい技を羅列してみます。
☆その後のオンを予測したナレーション
「○○ちゃんには、スペシャルなサプライズが」
というナレーションを、私だったら楽しげに読むと思っていましたが、その後のサプライズというのは、「罰ゲーム」だったため(山上さん曰く、パターンとしてあるそうです)、山上さんはこわーく読んでいました。
原稿には反映されていないことを予測しての表現、瞬時にしていました!!ただ文字を追って読んでたら分からなく、全体が見えてないとできないことだと思いました。
☆ディレクターが巻きたいけど原稿は削れない時の対処法
SEが入って「さらに、○○は○○〜!」という2秒くらいのナレーション。一度ミキサーさんが、ケツがこぼれないようにあげてみたものの、SEにかからないと尺におさまらず。それを!
山上さんの提案で、前の画から先行して「さらに」の接続詞を読み始め、間を空けて、絵がわり、SE、「○○は○○〜!」のナレーション、という尺合わせを、これまた瞬時に行っていました!ディレクターさんの「今のでいかせてください!頂きましたー!」と、声が響いた瞬間。爽快でした!
☆間違えたら、すぐに読み直し!
普段私が現場に入る時、自分の解釈がちょっと間違っていたり、ちょっとよれてしまった場合、原稿の横に星マークをつけて、全て録り終えてから録り直しをお願いしているのですが、山上さんは、その場でした!きっとその現場の雰囲気もあるとおもうのですが、その方が、自分もディレクターも覚えていて、気持ち良くできるなあと感じました。
現場での振る舞いや、トークバックに返す声など、勉強になることがたくさんあり、何より現場が明るく楽しく、あっという間でした!雰囲気作りの中で、1つ1つの会話でテンポを作って行くことの大切さも覚えました!とても貴重な機会をくださり、新鮮でとっても楽しかったですし、私も、「提案」できるナレーターになりたいなあ!と強く思ったのでした!
山上さん、レッスン、ありがとうございました!!!!