水曜ネクスト、齊藤きみよです!
先週の大江戸先生の「バラエティの型」の授業についてまとめながら、書き損ねてしまった10月の授業も振り返ります!
バラエティは番組が多い、つまりコピーの素材が豊富。表現方法も豊富で他のジャンルの勉強にもなるとの事でした。
「自分がやりたい事と、特化している事は違う」「自分が思う自分よりも人から見た自分の方が大体合ってる」と言う話にハッとさせられました。ナレーションをやりたいと思った時、性格的に自分には、明るく楽しいバラエティより報道とかドキュメンタリーなのでは?と思ったのですが、自分で思っていたのは合う合わないではなくてやりたい事だったのかも?と。
そんな憧れ(?)の報道番組、よしい先生の授業では、現場の戦場っぷりのお話と日本語の難しさに緊張。日本語に対して普段から敏感でいたいし、即座に理解し分かりやすく伝える為、世の中の事に常にアンテナを張ろうと思いました。
ちなみに知人友人家族からは報道向いてなさそうって言われます。うーん。
話を戻して大江戸先生の授業、配られた原稿を見ると、山上先生の授業からコピーをしていた小坂さんの声、小坂さんぽい語尾でところどころ脳内再生される現象が。たくさんコピーをしていく内に脳内再生されるパターンが増え、それを自分で音にできていれば引き出しも増やせるという事かな?と思いました。
よしい先生にアドバイス頂いた、緩急、ブロックごとのメリハリ、その為に音の高低を使う事などを気にしながら原稿を確認。初めての授業であおい先生にアドバイス頂いた「小さい“っ“」と「助詞の“と”」も発見。また、身近に聞いてもらいたい10代女子向けの番組と言うことで、どんな目線で読もうかなど色々考えてみました。
でもいざ読んでみると、こんな風に読もう!でいっぱいいっぱいになって、映像をしっかり見られず読み飛ばしたり、尺に合わせられなかったり。尺の練習は最初の授業で教わったのに。悔しくて、慣れさえすれば良い事はとにかく練習する!と改めて思いました。
自分の読みを聞くと、どのジャンルでものぺっと平らに聞こえ、バラエティも面白みが足りないと思いました。緩急や高低、音の変化が少ない気がします。山上先生のコピー課題でも、ずっと薄い声、同じ出し方でやるからつまらない。次はもっと高低強弱をつけて、何をどうやって小坂さんが面白くしているのか、真似して近づけようとしていく中で自分の課題を見つけ出そう、と言われました。
大江戸先生からは、テレビナレーションっぽさはある(まずは「ぽさ」がスタートとの事)、表現として新たな音を身につける為、中に眠っているものを引き出す為にコピーに貪欲にのぞんだ方が良いとの事でした。大江戸先生は授業の中で何度も色々な声真似をされていたので、普段から常に色んな音、声質、表現に敏感なんだろうなと思いました。これ使えるかも!と思った音をすぐ自分で録音して聞くともおっしゃっていて、私もそうしようと思いました。
入所して1ヶ月、最初の方向がぼんやり見えて来たように思います。
まずテレビ番組の道理を知らなさ過ぎるので、山上先生がおっしゃっていたQシート作り。数年前まで家にテレビが無かったので、テレビ情報誌を買って番組とナレーターさんを調べながら慌てて猛勉強中です。番組の流れ、作り手の意図をすぐ汲めるようになりたいです。
コピー練習。大江戸先生にコピー対象もアドバイス頂いたので、その方の番組も含めまずバラエティ多めで練習。山上先生がおっしゃっていた「どんなナレーターになりたいか、その為にどんな技術を身につけたいか」の部分が自分の中でまだぼんやりしているのですが、まず型を身につけて、緩急高低強弱、新たな音、更なるテレビっぽさと面白さが欲しいです。
尺に合わせる練習。大江戸先生の授業で、臨機応変に語尾を変えたり伸ばしたり、前のカットから読み始めたりと言う応用(?)の話も聞きました。まずは秒数の感覚をきっちり身につけたいです。
あと発声練習。読もうとするとつい同じような声になってしまうのを、高低や太さ細さなど読みに自在に反映させたいです。
3週分の内容になってしまい、長文で失礼いたしました!