「選ばれていくために」という視点

こんにちは。土曜ネクストのムライシです。

先週の土曜は、大江戸先生による「バラエティの型」のレッスンでした。すでに何名かの方が感想を投稿されていますが、私も自分なりに思ったことを書いてみようと思います。

大江戸先生からいただいたアドバイスは「聞いてもらえる舞台をつくるために、”驚き”をしかける」ということでした。
「どう技術的に上達するか」というだけでなく「どう選ばれていくのか」という視点からのお話だったように思います。

すごく根本的なことなのですが、正直に書くと、まず私にはこの「聞いてもらうために、選ばれていくために」という視点が欠けていたのではないか、と思いま した。
バーズに入学して半年、新しい学びに出会い、たくさんの魅力的な人たちに出会って、浮かれていたのもあるかも知れません。うまく言えませんが、学びが目的になりかけていたような気がします。
でも、本当に私がナレーターとして生きていくつもりなら、選ばれていかなければならないし、そのために勝負をしなければならない。
そもそも、私の読みを聞いてもらえる舞台を、誰かが無償で提供してくれるわけではないのだから、それは自分で生み出すより他に方法はない。
バーズに通われている多くの方にとっては、当たり前に理解していることなのかもしれません。
しかし私は、大江戸先生の言葉で改めてそのことを考えました。

そして、「”驚き” をしかける」ということについて。
まだまだ、全然わからない。これからよく考えます。

例えば、私が選ぶほうの立場であるとすれば、想定外の化学反応が起こるかもしれない、という予感を感じるほうを選ぶと思います。
ものづくりに携わる人はみんな、自分の予想を超えた未知なる面白さを追い求めていると思うからです。
そのような予感を与え得るのが”驚き”なのかな。
では、具体的にどのような音や表現が”驚き”なのだろう。それはこれから探ります。技術的なこととも切り離せないことだろうから、同時進行でがんばろうと思います。

始めてブログを書きましたが、自分の考えや想いを公表するのってすごく怖いですね。

でも、発 信する側に立つ限りは、この怖さを乗り越えたいと思います。

ムライシ