ナレーターって、職人だ!

水曜モードクラスの花海志帆です。
田子さんの授業はコアクラスで受けてから2回目。相変わらずエンジン全開で、場が一気に熱を帯びます!

さて、レッスンのタイトルが「バラエティで張る」ということに完全に引っ張られましたがスポーツドキュメントで、出鼻をくじかれました(笑)今回は原稿・映像が理解された読みかどうかという課題でした。

レッスンを通して衝撃を受けたのは、何といっても田子さんの圧倒的な内容理解力。
「テキトーーー!」「ラクショーーーッ♪」「ナレーションは自由でいいのよ!」なんて田子さんは簡単そうにおっしゃいますが、その言葉の裏には考察力と発想力、緻密に計算された読みがあったのです。

モード始まって2回目ですが、節回しを変えなきゃ、と私はテクニックばかりに気を取られてたことにようやく気づきました。もともと映画や漫画が大好きで、作品の意図や展開を理解することに楽しんでいたのに、、、、なんか大事なこと忘れてるなと改めて気づけた瞬間でした。

原稿になぜこの言葉が使われているのか?どうして同じフレーズが2回も続くのか?そもそもこの映像が役割は何か??

何を表現させたらいいのか曖昧だと、中途半端に終わる…(完全に終わった私←)

制作側の意図を理解しようとすれば、出だしの入り方や絵変わり前の助詞の使い方、必死感・悲壮感・苦悩などの演出だって、タイムの使い方だって変わってくる!!

「制作側が取材して、絵を組み合わせて、テロップ作って、音入れて、作家が文章考えて、最後にナレーターが言葉を乗せる。ナレーターは職人であり、超えていかなければ感動はない」
と田子さんが熱く語る言葉全て、今後ナレーターの意識として大事にしようと思います。

いつか「ラクショー!」って言えるその日まで!花海志帆でした!