年の瀬4連投②

水曜コアの梅田愛子です。本当に美味しいごはんが炊けると、それだけで何杯でもおかわりできる! 11/30(水)は、そんな比喩が絶妙な、墨屋先生の「フラットストレート」の授業でした。まず短い例文を録音。その後で、受講生がお互いの読みをコピーし、自分の読みグセを客観的に捉えてから、最後にもう一度、冒頭で録音した例文を聞き直すというものでした。最初と最後に例文を聞くことで、自分の耳が確かに鍛えられたことを実感できたのはもちろんですが、受講生同士のコピーというスタイルがなんとも斬新で、自分の読みが相手の耳にどう届いているのかについて、ありのままを知るきっかけになりました。面白い! そして、難しい! よし、こういう読み方ね、わかったぞ、と思って実際に声にしてみてもしっくりこず、読みながら違和感だけが増していくような、不甲斐なさ。だけどクラスの中には、瞬時に読み手の特徴を理解して、そっくりにコピーしていらっしゃる方もいて驚きでした。しかも、なんだか軽やかに楽しげにさらりとコピーしているように見えて、これもまた驚きでした。両手を広げて、すーっと相手の読みを受け入れて吸い込んでいくような感覚。私にはそれが足りないような気がしました。聞こうとしてガチガチになり、結局視界(聴界?)が狭まってしまっているのだと思いました。互いのコピーに挑戦し、「互いの鏡」になるレッスンを通して、聴く姿勢を進化させなくてはと学んだレッスンでした。自分のクセを知り、美しいフラットストレートをコントロールできるように精進します。墨屋先生、ありがとうございました!