ナレーターの神も細部に宿る

受け身ではなく、どう学んで自分は何をするかだとより実感したモードの授業。
秋16期ラストは、あおい洋一郎さんの『旬の実技』でした。
今回も、まずは全員読んでそれを撮影し、その声を聞きながら、一人一人にとても誠実に指導してくださいました。
授業を録音したものをあとで聞いてみると、
授業中にはアドバイスを受け取り切れてなかったこともわかりました。
あおいさんが言いたかったことについて、抑揚のつけ方が甘い、ととらえようとしていたのですが、聞き直すとどうもそれだけではない。
私はそれをうまく言語化できずにいました。
たまたま読んでいた本にその答えが。
[iphoneやiPadはユーザーが誰も気づかないような細かな微調整をする。
それはユーザーが無意識に心地よさを感じるようにし、デバイス自体がよりエレガントに見えるため。
つねに進化させようとする姿勢の表われ。神は細部に宿る。]
(前刀禎明著『僕は、だれの真似もしない』より内容一部抜粋)
そういうことだ。

「知る」と「できる」は違って、今は「知った」段階。
どうやったらあおいさんのような歯切れよくめちゃくちゃ伝わる表現になるかは、自分でやる。

あおいさんはモードの最後の授業で私たちを送り出すような言葉もくださいました。
・スクールバーズの2年間はとっかかりにすぎない
・ここから!これを活かしてどうしていくか
・自分で歩んでいく
・失敗を恐れない勇気を持つ

書きながら練習したくなってきました。
それではこのへんで。
アディオス!勝田香子でした。