自分と周りへの思いやり

 先日、アクシデントでイベントMCデビューをしました。ピンチはチャンス!春17期コア水曜クラスの工藤茜です。

 昨日は目黒先生の「読みと発声」のレッスンでした。

 目黒先生にはバーズの面接でお会し、その後4月に一度ボイストレーニングをお願いしたことがあり、フライングして発生や呼吸の基礎の基礎をご指導いただいたことがございました。

 今日授業前に「全然別人なんだけど」と仰っておられましたが、半分は環境要因で、半分は先生のお陰です!!

 4月のボイストレーニングの際に、呼吸が浅く、肩周りの緊張が強かったので「呼吸筋体操」というトレーニングを教えていただきました。1回5分程度で、身体づくりだけでなく、気分転換にもなるので、日中も疲れたら行うと楽になるので毎日コツコツ続けています。毎日続けていて、身体も楽ですし、声の固さが少しずつ改善できている実感があり、ヒシヒシと呼吸の偉大さを感じています。自分のメンテナンスについて意識する時間が増えましたことで別人になったのかも知れませんね。

 それでは昨日のレッスンについて内容はナレーションに必要な要素として、「姿勢」「呼吸」「発声」「ことば」がありますが、基礎練習でしっかり体得しておくことで、現場では現場の仕事に専念することができるということでここからは過酷なトレーニングです。

 「限界を越えた先でしか筋肉は鍛えられません!」と叱咤激励を受けながらの呼吸トレーニング!

 更に、チームになって、咽頭蓋に当てるちょうどよい位置の発声を心がけながら、ペアで確認した姿勢も維持して、手拍子でテンポを一定に保ちながら、加え言葉をバトンリレーしたり、一緒に読んだりする発表!
 読んでいてよく分からないかと思いますが、複雑なトレーニングであると伝われば良いのです。

 そんな複雑な作業の中でもチームによって、楽しく取り組んだり、みんなで助け合っていたり、リモートでもお互いを思いやってペースを保っていたり、チームによって個性はあれど、それぞれの良いところをたくさん知ることができました。そして、意見交換も皆さんポジティブで、バーズの大好きなところです。
 次喋る方へ、視聴者へバトンをつなぐ意識は大切にしたいですね。

 目黒先生からのフィード・バックで、バトンの合図をするときに「裏拍を使ってるのが個性的」とご指摘を受けました。ダンスをしていた頃に裏拍まで正確に使い切る!と思って取り組んでいたことを思い出しました。そういう感覚は無意識に染みついているものなのですね。
 共通ペースの親切さと裏拍のスパイスを使えると良いのかもという気付きがありました。

 そして、アフターバーズでは、学長より「日常で何に気をつけて過ごせているか」というお話がありました。
 プロとして、美しい日本語、美しい話し方、美しい姿勢、安らげる呼吸、自分のことはもちろん、自分が摂取するもの、見聞きして影響を受けるものも厳選して、気に掛けながら過ごすプロ意識がちょっと先の自分を変えるのだと思いました。

 自分と周りへの思いやりをたくさん学べた一日でした。学長、目黒先生、クラスの皆さんありがとうございました!