土曜モード田中早弥です。
狭川さんのVOの授業でした。
授業の最初に、オールラウンダーしか求められていないとのお話があり全く演技に関わってこなかった自分からすると少々厳しいお話でした。 子供・成人・老人それぞれ高中低で3人ずつの準備が必要であり、女性はさらに子供の男の子が必須である事、全く無知でした。
特徴的な声を出せばいいわけではなくキャラをそれぞれ年齢に合わせ複数持っておく事が重要であると分かりました。
演技を年齢で使い分けるなど、やった事がなかったのですが、様々な年齢の海外女性の声を授業で聴いていただく事になり、テレビで海外の人にはこんな雰囲気で声当てられているなと言う想定でやってみたのですが、狭川さんから現場に出せなくはないとのご意見を頂けました。沢山テレビを観ていて良かったと少し安堵。 ただ、次また呼んでいただけるような突破口が必要との事でした。
ぶっとんだアイテムを何か一つは作っておこうと思います。
この授業で1番聴いて良かった事は、「演技のしすぎは良くない」と言う事でした。
声優さんのアテレコとは違う事、話している内容が伝わりやすい話方としてうねりを付ける事、年齢感が大事であり、キャラクター感で声優さんほどやりすぎる必要がないと言う事です。 演技を勉強してこなかった事で、VOに抵抗があった私には少し自信になりました。
実際読んだ後、狭川さんから「勉強してこなかったからこそやりすぎてない感がVOには悪くない」とのご意見を頂けました。
また、子供の女の子を3人やった際にもっとやっていいとご指摘を頂いたのですが、その時「自分が可愛い声を出す事にやりずらいと抵抗があるのでは?」と言われ、また女の子への抵抗かと思いました。 私の課題として、どうしても力強いものや男っぽさみたいなものを好み「女性らしく」を思い切れない部分がある事で入学してから指摘を受けてきました。
狭川さんに、思い切って振り切ってやっていい!こんな感じと聞かせていただいた事により音の想像がしやすく、すぐやり直してみたところ自分で認識していない音がでて、出来てると評価を頂きました。 何か破れた感覚、ナレーションにも活かせそうな予感。
言葉で細かく説明して頂いてもなかなか理解できずにいたのですが、狭川さんは聴かせて実際見せてくださったのでとてもやりやすかったです。 お婆ちゃんを読んだ際も、ちょっとルフィーみたいな音が混ざってるように聞こえたとコメントを頂きました。
VOの授業で、自分の持つ音を新たに複数認識する事が出来た事は大きかった気がします。
普段のナレーション練習でも実はもう少し高低が付けられるのではと嬉しくなりました。
単純に演技の授業と認識していましたが、自分自身の喉を把握するにはうってつけな時間となり受講出来て良かったです。
突破口に関してはまだはっきり答えは出ていませんが、事前準備として男女それぞれ音を決めておこうと練習してみています。
自分の声の雰囲気から、少年は出しやすいです。成人男性と子供の男の子も3人ずつ練習すれば出来そうな感覚はあり、男女どちらも出来ますよ!と現場に入れるようにもう少し強化します。
ただ、お婆ちゃん不足なのが課題です。高いお婆ちゃんと低いお婆ちゃんは出来た方がいいとの事でしたが、ルフィーっぽくなってしまったあのお婆ちゃんが高いのか低いのかも良くわからず、、VOに着目し素材集めから始めます。