先週行われたブランディングクラス「営業の実践例」を振り返ります。講師は上原英司さんとゲストに桑原礼佳さんの両名。活躍しているバーズ先輩ナレーターがどんなカコを経てイマがあるのか赤裸々に話して下さいました。
最初は上原さんより「自分の好きなことを仕事に繋げた」実践例として、ある女性の本当にあった営業の話。行動→行動→行動の結果、仕事になったという「激レアさん」的エピソード。
その行動のウラには、とてつもなく激しい「情動」があって行動力にレバレッジがかかったんでしょう。
最近知った「運の方程式」(運=(行動+多様)x回復)を地で行く話でした。
そして桑原さんの「しくじり先生」授業。
傍から見ると、ナチュラルに軽やかにストレスフリーな雰囲気やパフォーマンスの方、という印象でしたが、ところがどっこい人は見た目で判断しちゃあ火傷するぜ、面白しくじりエピソード満開でした。
桑原さんの話の中で肝要だと感じたのが「やりたいこと」をバッサリ切って「良いと思われること」に全フリしたというエピソード。
これは最近とみに考える、ぶち当たっている部分でとてもタイムリーで刺さりました。
「やりたいこと」って憧れの要素が強く「変身願望」が反映されている気がします。
「良いと思われること」は他者目線での本人の本質的な部分じゃないかと(あくまで本質を見抜く眼力を持った人の意見を参考にすれば)。
その本質こそ、その人の個性、オリジナリティであり「強みのタネ」になるものかと。
自己受容が低いと自分の本質を即ダメと捉えてしまい、結果「弱み」の対岸にある「やりたいこと」に進んでしまう。
でも「やりたいこと」のウラ側に自分の本質(強みのタネ)が眠っていたりするので、やりきった結果、受け容れられなかった本質を認識したりする。
「やりたいことをやったらいいよ」という言葉の価値は、自分の本質に気づくことにあるのでは?と思います。
そういったことを考えているタイミングだったので、桑原さんの分岐点エピソードは、イマ活躍している人も、カコにはその狭間があったんだと知ることが出来て「あとは勇気だ」と思う事が出来ました。
桑原さん、自らの失敗談など披瀝いただきありがとうございました!
そして上原さん、中々聞けないであろう機会をセッティングして下さってありがとうございました!!
ブランディング17期秋
堀川輝幸