カメラはいけるんだけど

 先日、胃カメラを飲みました。俳優のでんでんさん似の先生に、鎮静剤を打つかどうか聞かれたので、念のため打ってもらうことに。そのうちフワッとするよーと言われたのですが、結局、フワッとどころかギンギンのまま、検査は終了。すると先生がひとこと。「オレは最初から、あなたはなしでいけると思ってたよ。」と・・・。

鎮静剤なしで胃カメラが飲めそうな女、ブランディングの下牧です。

初めてのブランディングは畠山さんの講義。本当に座学だ。これまでのコア、モードは、きょうの課題をどう読もうか、家での練習の成果を出し切らなければと、手に汗握る感じで、時には話が入ってこなくなることもありましたが、素直に聞ける。

今回は、テレビ局や制作会社の特色、視聴率の仕組みなどを教えて頂きました。地方局のアナウンサーだったにもかかわらず、詳しいのは県内の祭りと観光名所だけで、テレビ局のことを何も知らない・・・。どんだけぼんやり働いていたんだと、今さら反省。でも、今回、知識が身につきました。自分が何を売り込みたいのかによって営業先が変わってきます。そんなこと考えたこともありませんでした。

そして驚いたのは、番組を作るにあたって、ナレーターが決まるのはずっとあとの方だということ。最後の最後に、どういう方向に持っていくかを決めるのがナレーター選び。それだけに、何かしらの自分の色がないといけないことを改めて実感。

さらに今回ハッとさせられたのは、仕事をしたことがないことを負い目に感じる必要はないということ。営業はしないといけない。知らない商品は誰も買わないわけだし、してみたい。でも、自分はまだ、バーズで勉強中だし・・・、私なりに、このVTRを面白く見せてやる!という気概はあるけれど、技術がそこまでともなってないかもしれないし・・・、先生に指摘されることもたくさんあるし・・・、と思うと、なかなか踏み出せずにいたのです。胃カメラはガンガン飲めるのに・・・。

でも、営業は、これから仕事をするためにするわけなんだし、まだ私のことを知らないなんてもったいないわ・・・という気持ちで臨んでいいんだと思うことができ、少し勇気が湧きました。やれることからやってみようと思える講義でした。初回で少し不安もありましたが、次からの講義も楽しみになりました。