こんにちは!
秋18期生コア水曜クラスの、森遥風(もりはるか)です。
急に寒くなって体がついていけません。
3回目のレッスン『ナチュラルボイス』について、振り返ってみます。
_____
10/19(土)墨屋先生『ナチュラルボイス』 ※振替で土曜&対面参加
気品あふれる墨屋先生の授業は「基礎」についてとても考えさせられる内容でした。
「バーズでもコアのクラスの中でもコアの部分」の授業です。
私たちの売り物は「読み方」ではなく「声」であり、それが本質。
自分の「声」を磨くことを第一に、とのことでした。
今回の授業はその「声」を磨くために、大きく3つに分けて教えていただきました。
1.自宅で出来るトレーニング方法
良い声の正解は何か。
生徒から「響く声」「無理をしていない声」など色んな意見が出る中、「正解はない」と墨屋先生。
良い声を出すために大切なのは、どこで響いているのか、場所を決めて練習すること。
また、体がリラックスしている状態で出すこと。
具体的に何をすればいいの?というところで、ペットボトルやコップを使った練習法を教えていただきました。
まずはクセ読みをせず、ナチュラルに話すこと。
声の負の印象を消すことが大切だとのことです。
そのための体の調整を2で行いました。
2.良い声がでる体になるためのゆるゆるマッサージ
生徒二人で向き合って、体がどこまで動くか、チェックしあいました。
最初に確認した後、肩甲骨をほぐしてもう一度動かすと、可動範囲が変わります。
体をほぐしてリラックスした状態で出す声は、そうじゃないときに比べ大きさも出しやすさも変わりました。
先生が生徒2名の体をほぐしてゆるゆるにしていたのですが、お二方とも声がはっきり響いていて、「おー!」と歓声があがりましたね。
3.他人からどう聞こえるか
人の意見はとても大事!
向いているか向いていないかは他人が決めること。
自分が自信のない仕事に選ばれたときは…選んだ人が悪い!と仰っていたのが印象的です。
まず最初に全員、事前配布されていたプリントから、同じ原稿を読みました。
声が小さくなるのは「威圧的に思われたくない」「優しく思われたい」という気持ちがあるからだと仰っていました。
まずは「音量確保」をやるようにとのこと。
声が届かないことには始まらない。大きい声を意識すること、それが優しさです。
その後、グループワークで自分の声を他の方に聞いていただきました。
原稿をいくつか読んで、同じレッスン生にもらった、私の声の評価は…
・朝より夜向け
・バラエティより穏やかな番組向け
・かたい文になると声が揺れる
「かたい文になると声が揺れる」というのは先生曰く「思い込みがあるから」だそうです。
(こういう文章はこんな感じかな…?)という無意識な思い込みが声に出ている。
それは誰かの真似であり、手垢がついた表現になる。
自分らしく読む!それがメインだとのことでした。
確かに、かたい文章を読んだ際、私の脳裏に(あの人っぽいな…)がよぎっておりました…。
思い込みを捨てて、まっさらにしたい…。
_____
ナチュラルでフラットな声とは何か。
投げられたボールの軌道に例えて説明を受けました。
ボールはどんなにまっすぐ投げても落ちていきます。
声も同じ。
無意識に最後が上がったり、単語で上がったり…。
やるのは簡単だけど、それをやらないのが、難しい。
人に不快を与えず、体と心がリラックスしていて、呼吸だけで出る音。
自分で出そうとする音ではない。それが自然な音だそうです。
赤ちゃんの産声が一番ナチュラルボイス…。
む、難しい!!!
「日本語ではなくナレーション語という新しい言語を勉強するつもりで学ぶ」
そのつもりでいるように、とのこと。
外国語の勉強をするときに何をするのか。
「まず聞くでしょう?」と先生。
「耳を育てる」ようにと仰っていました。
たくさん聞いて、リズム、響き、ストレートの場所を学ぶこと。
自分が「これがフラットだ」と気付けば、それが耳が育った証拠だそうです。
_____
「ストレートナレーション」としてクセのない読み方を意識していましたが、授業後に自分の録音していたストレートナレーションを聞いたら、しっかり抑揚が詰め込まれておりました。
まずはナチュラルに読めるようになること。
そしてそこに抑揚などの色をつけて魅力的なものにしていくこと。
自分の声をコントロールするのって本当に難しいですが、自分の声のレベルアップのために、練習を重ねようと思いました。
余談ですが、先生のリップがあまりにも似合っていて素敵だったので、品番を教えていただきました。
リップそのものを確認していただき、ありがとうございました!
また、この日は初めてアフターバーズに参加。
学長や大江戸先生のお話も聞きつつ、美味しいお酒を飲み、ミッドナイトバーズ(?)まで参加しましたが…。
翌日は奇跡的に二日酔いにもならず、しっかり朝から1日行動できました。
ちゃんもりのレッスン振り返りレポ♢その3 おしまい