響き の重要性を学びました

大学では気象と昆虫の関係性を研究中の青木丈です!

コア第4回のテーマは「発声・滑舌」。事前に提出していた録音をもとに、松田先生の細やかな分析を受けることができました。

個人個人に合わせたアドバイスを頂く中で、個人的に大きな学びとなったのは『響き』の分野!

現状の私の声は、胸の響きが強く、頭の響きが弱いと分析いただきました。自分だけでは全く気付いていなかったため、良い耳を持った第三者に聞いていただく重要性を再確認しました。

その後「頭に響く音は“聞き手に届く効果”を持ち、突き抜け感にも繋がる。そして胸の響きとバランス良く共存することが大切」とお教えいただきました。

思い返せば今年8月、猪鹿蝶応募WSに参加させていただいた際、畠山マネージャーより「突き抜け感が欲しい」というアドバイスを頂いていました。当時は“何をしたら獲得できるのだろう”と悩んでいましたが、今回の講義で「頭への響きが足りてないのか!」と理解することができました。

無論、他の要因もあると思われますが、このように理論的に過去の疑問が解決されていく様子は、まるでアハ体験のようです。これまで貯めてきた知識や疑問の端々が一気に繋がり、一気に理解も深まっていきました。

また、先生から「響く場所を変化させることで、音の高低ではなく音色が変化する」とお教えいただきました。
先週のアフターバーズで学長がお話されていた『単語を音の高低で強調するのではなく、響きで強調させる技術』と共に、このコントロール力を身に付けたい と心から思いました。

滑舌のみならず、他にも多数の学びを持ち帰ることができた2時間の講義、最高の時間でした…✨

最後に蛇足ですが… 今回のレッスン帰宅後に「頭に響く音が聞き手に届く効果を持つならば、胸に響く音はどのような効果を持つんだろう」と気になり、今週は低音系ナレーターのお声を聞いていました。

その結果「信頼感を与える効果があるのではないか」という仮説を立てましたが…正解は一体何なのか!次回の松田先生の講義で質問させていただきたいと考えています。

今は再来週の松田先生の講義に向け、お教えいただいたトレーニングを行いつつ、再び先生の分析に臨みたいと思います!

良い状態の響きと共に、
粒立った、明瞭な滑舌を目指して!

青木 丈