こんにちは!
秋18期生コア水曜クラスの、森です。先週一週間、ぎっくり腰で何もできず…復活したのでブログをば!
先々週ですが、4回目のレッスン『発声滑舌お助け隊』について、振り返ってみます。
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10/23(水)松田先生『発声滑舌お助け隊先生』 ※対面参加
滑舌も発声もできないままモードに行かないように!迷うので!という注意事項から始まった松田先生の授業。
「座学」なのに終わるころには顔が痛く、そして皆でぼこぼこに殴られたような気分で終わりました。(笑)
TVナレーションに求められる滑舌は奥が深く、発声も良い人は滑舌も良い。逆も然り。
声をコントロールできないと滑舌も悪くなるとのことです。
人が発する声の4つの要素は高さ、長さ、強さ、音色。
松田先生の中の「難しさ」でいうと下記のようになるそうです。
高さ<<長さ<<<<強さ=音色
声を音色に変えるのがかなり難しい。
音色とは声質、声色のこと。音程は同じでも違うように聞こえる部分です。
授業では発声の仕組みについて、図を見ながら確認しました。
「声帯は閉じてるときに音が鳴る」と言われて驚き!
スナックとかでおじさまが言う「まだ声帯開いてないから点数でないんだよね」は間違いなんですね。
この「声帯」が音の高さを決め、共鳴腔が響きをコントロールするとのこと。
この共鳴腔のコントロールについて、実際に松田先生が発声しながら教えてくださいました。
鼻、頭の方で響いているといくら低い声を出しても低く聞こえない…確かに!
その後細かく、日本語の発音についてどういうものなのか教えていただきました。
日本語を構成するのは子音と母音ですね。
子音は、息の流れが妨げられ、音になるもの。
母音は、口や舌の形を変えるだけで息は妨げられずに音になるもの。
この2つについてさらに細かく教えていただいたのですが、
「アイウエオ」の発音時の舌の位置について図を見ながら、
この図……めっちゃ見たことある!!と一人で思っていました(後述)
その後は、例えば、「サ行」は「s」が間延びしないように、
「ナ行」はこもりすぎないように、nを発音しすぎないように等々、
一つ一つ注意点を教えていただきました。
「タ行」の音が、個人的に言いづらくて苦手です。
口がもぞもぞした感じがします。
今も授業の音声を聞きながら一緒に発音しているんですが、むずかしい~~~~!!!
そして松田先生の授業は事前に宿題が出ており、
一人一人丁寧に評価を受けました。
私は「こもっているように聞こえる」「大きな声を出すように」と言われました。
授業中に「森さんうるさい」と言われたり、音楽の授業で「一人だけ声が大きいから抑えて」と言われていた私…。
生まれて初めて「大きな声が出ていない」と言われ、最初は困惑したのですが
「声が響いていない」と言われて納得しました。
録音した音声を自分で聴いても「なんかはっきりしないなぁ」と感じていたのは
上手く声を響かせることができていないからなのかなと思います。
うーん、滑舌も、自分では出来てるように思えて全然できていない。
授業のあと自分の音声を聞きながら、なんて雑にしゃべっているんだ!音が滑ってる!と恥ずかしくなりました。
が、まあでも、出来ていない、ってことはこれから伸びるだけ!と思って復習を繰り返そうと思います。前を向かないと上達もしない!
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とても個人的なことですが、松田先生の授業で見たたくさんの図、覚えのあるものが多かったです。
私は大学で「日本語学」と「方言学」を専攻していたので、すでに舌の位置や発音の仕方は学んでいました。
わかっていたはず、ですが、全然できていない…私は何を学んでいたのだろう…と大反省会。
また次の授業で課題が出ており、先ほど録音したのですが、うーん…。
少しでも成長できていたら良いなと思います。
全体的に出来てなさ過ぎて、どこから意識すればいいのか悩みます。
自分の声なのに、自分のものなのに、コントロールするのが難しい。
日本語の奥深さを感じた1日でした。
ちゃんもりのレッスン振り返りレポ♢その4 おしまい