朝、洗顔クリームがかたくなって、なかなか絞り出せなくなってくると、冬を感じます。
ブランディングの下牧です。
先日は、山上さんの講義。そうなんだ!と思うことがいっぱいでした。
①「Pってそんなにいるんだ・・・」
ナレーションの現場の様子や関わっている人たちについて、初めてきちんと教えてもらいました。
元・地方の局アナなのですが、地方局ってそんなにたくさんPやDがいないし、演出とか構成とかも全部Dがしていたし、
音声さんも色んなことをかけもちしていたし、私自身も役割などよくわかってないまま、アナ兼記者兼D兼Pみたいな役兼あめちゃん補充係 みたいな感じだったので、東京ってやっぱり違うんだな・・・と色々なことがわかってすっきりしました。
こういうこと知らないで現場に行くのは不安でしたから。
②「Dって何でもわかってると思ってた・・・」
ディレクターはその企画について何でもわかっていて、的確に指示してくれる人だと思っていたのですが、
よく考えれば、イメージを正確に言葉にして伝えることは難しいでしょうし、ただ言葉尻だけをとらえるのではなく、どうしてほしいのかを感じ取って こちらから提案できる力が必要なのだということも身に沁みました。
③「そんなにグイグイいくんだ・・・」
山上さんの新人の頃の現場への入り方をも実践して下さったのですが、あいさつから、すごくグイグイいきますし、そこから会話も盛り上げて、 さりげなく情報もゲット。さらには、自分の編集したナレーションパフォーマンスまで見せちゃって、こんなこともできますよアピール。 普通なら、あいさつして、原稿もらってブースに入るという、この短い間にです。
この時、私は思いました。これはちょっと迷惑なんじゃないかと。相手にも時間があるし、きっとすぐに収録をはじめたいだろうし、 新人があれこれ言い出すのも、なんだコイツ、空気読めよ!とか思われるんじゃないかなと。
でも、その後のお話を聞いて、そういう考え方もあるんだと思いなおしました。
「次はないと思ってるから。」
何もしなければ、それで終わりなんですよね、次も呼んでもらえるわけじゃないんだから。
その日の現場を成功させるのは当たり前。次の種を蒔くつもりで現場には入らないといけない、と伺って、私にはそういう考え、全然なかったなと とても刺激的でした。
自分はどうしたいのか、どう見せたいのか、どういう関係を築きたいのか、改めて考えていかないと、と思える講義でした。