コア土曜クラスの低音マルチリンガル、岡田まりです。
少し間が空いてしまったのですが、レッスンを振り返ります。
墨屋さんのフラットストレート。
文字を音声かすることでいっぱいいっぱいになってしまった時
抑揚や意味の解釈が追いつかなくなってしまうという状況は
スクール生ならきっと思い当たることはあると思います。
そうなってしまった時にどうするのか。
その答えこそが、フラットストレートなのだと冒頭に説明を受けます。
クセ読み。
自分ではまっすぐ読んでいるつもりでも全くそんなことはなく。
でも録音を聞き返すと確かにそこにいました、クセ。
クセを取り除くことの難しさを痛感します。
このクセを自覚することが、耳を育てることにも繋がり、
自分の下手さを再認識することに至るのだろうと思いました。
報道を読む時のマインドセットはそれまでの認識を180度覆すものでした。
毎週目から鱗です。
藤本さんの表情で表現。
通学し始めて丸2ヶ月。
早くもコースの3分の1を過ごしたことになります。
毎週が濃厚で、あらゆる方向からあらゆるアドバイスを頂くので、
どのアドバイスを自分の糧とするのか、そのセンスも問われるスクールバーズです。
まずは自分の声の響きを磨くための発声練習を贅沢にも一人ずつ。
音の響きがほんの些細なきっかけで大きく変わっていく様を目撃し、
自分の時にも体感します。
余計な力みを極力取り除いた発声法。練習してみようと思いました。
私の場合は、「やるぞ!」「読むぞ!」という構えというか力みのようなものが
音の響きを阻害しているのだということがこの発声で気づくことができました。
もっと楽に出ていけるように、自分の考え方を変えていきたいと思います。
レッスン後半は原稿読みをグループに分かれて。
一人ではなく、グループでやる意義は、一つの番組としての整合性をとる読みを
グループで成立させること。
一人目が読んだスタイルを極力踏襲してCM振りまでを成立させるのがお題でした。
最初にディレクションもいただき、そのディレクションを踏まえた上で、どう読むのか。
原稿にはタイムコードも書かれていたので、
その尺感を意識した中での表現の模索となります。
私は4人目だったので、一人目から三人目までの変化を聞いて、
それを踏まえてのCM振りをどうまとめるのか。
レッスン後はまた質問大会。
いろんな講師の方の取り組みを伺ってはメモです。
次回講義の宿題についても前振りがあったので心して取り組もうと思います。
あっという間に12月。
今年の集大成となる1ヶ月になるよう、駆け抜けようと思います。