声優っぽい読みとはなんじゃ?

おはようございます。秋18期モードの北村です。

今期も残り3回。私はラスト1期なので、卒業間近となりました。なんか、1回1回がカウントダウンのようで、寂しさ多き毎日であります。

そして、今回は「声優読み」についてのお話。先日のマネージャーにチャレンジにて、「昔に比べたら声優っぽさが出ないところもあって成長したけど・・・以下略」というコメントをいただきました。

声優っぽさというのは、いわゆる声優が本職の人がやりがちなナレーションだということですね。で、それが悪いというわけではなく、声優要素がばりばりに入っていると有名な声優との勝負になって勝率が下がるよ、ということなわけです。

で、「声優読みってどんな読みのことを言うんだっけ?」、「他に言われてた人たちもいたけど、キャラクターがしゃべってるみたいな感じだっけ?」と思いつつ、開いたのは春17期コアで松田さんが担当されている「ナレーションの特性」の録音。そういえば、そのときに声優とナレーターとアナウンサーのナレーションの違いを言ってたなというのを思い出したのでした。

そこで言われていたのが、

・キャラクターである

・高い声を使う

・抑揚がない

でした。要は、キャラクターとしてしゃべっているなら抑揚があるかもしれないけど、ナレーションとなると話は別だということですね。

そのあと、実際に松田さんが演じ分けされているのを振り返ったのですが、なんか声優の場合はその番組の登場人物になってナレーションをしているということなのかなと思いました。

例えば、誰かの特集ならその誰かに、ものの特集ならそのものを使っている人に、みたいな感じです。

ナレーションはあくまで神視点。本人になることでもなく、その人の知り合いになることでもなく、ただずっとその人を見守っている人であるべきなんだなと。ナレーションを勉強しはじめてすぐのレッスンでは、「あなたはこのアスリートにずっと寄り添ってきたコーチです。本人の頑張りをたたえて『ついにここまできたな』という気持ちで読んでみてください」みたいなディレクションありますけどね。それは表現の引き出しを増やすためのものだととらえております。

理屈で分かっていても、それをしっかり修正するのは難しいので、これからもたくさんの方の力をお借りしながら、神視点を極めます。

ということで、「オールウェイズ 神視点」のNAOYAがお送りしました。

Have a nice day.