抑揚をつけよう

皆さんこんにちは。秋18期モード、全盲ナレーターの北村です。

昨日の続き。声優読みを克服するべく、松田先生に先日の録音を聞いていただきながらボイストレーニングで改善をはかりました。

ポイントは「声が前に出すぎること」、「抑揚がないこと」でした。

声を前に出しすぎず、抑揚をつけるためには、自分の後ろに向けて声を飛ばすとか、横に広げるとか、のどの上戸下を使い分けて発声するとか、いろいろなアプローチがあるそうです。そして、最終的にそれらをうまくミックスしてやるとナレーターのナレーションになるとのこと。

そんな私、実は歌を歌うときに男性キーでも少し下げなきゃいけないほど上が狭いんです。下はピアノの下のほうまで出るのに・・・。ということで、松田先生の「ここまで出してください」に苦戦しながら、切り替えを練習。これ、やり続ければ高い声出るようになるのかな?

でも、何より難しいのは、ある程度上と下ができたらそれをミックスする部分。上と下という表現が分かりづらいですが、イメージ的には塩と砂糖を入れて、どちらかが優位になることはあっても片方だけにはならない、みたいなイメージです。それがどうしても、「もっと下を入れて」、「今は上が消えましたね」という感じで、なかなかミックスできない。そして、普段やらないことだから自分で聞いててかなり気持ち悪い・・・。

ただ、あら不思議。ブースでとってみると、先週のマネージャーのときよりも抑揚がついているではありませんか。

あとは、気持ち悪さが抜けるように練習あるのみです。新しい武器を手に入れ、表現の幅を広げられるように引き続き頑張ります。

ということで、本日も最後までおよみくださりありがとうございました。