CMセミナー最後の通常レッスンは、省吾さん。
自選CM第二段です。長谷川りかです。
今回は、自分でできると思う、射程範囲内のものを一本と、今はできないけどやりたい!という分野のものを一本。
射程範囲内…のはずだけれど、あんまり好きじゃないCMを選んでみました。
すると、読み終えて
省吾さん「このCM…好き?」
りか「!!そこそこ…いや、あんまり好きじゃないです」
省吾さん「だよね」
りか「好きじゃないけどできるかなと思って持ってきたんですが、射程範囲に入ってませんでしたか?」
省吾さん「いや、全然できてるよ。いいんだけど」
けどわかっちゃうんですね!!
すごいなぁ、こわいなぁ、ナレーション。
その人そのものだ。おもしろい。
「俺も好きじゃない原稿だとそれが出ちゃうらしくてさ。狩野さんに大人になりなさいって怒られる」と省吾さん。ふふ。
私も大人になります。
今はできない、けれどやりたい二本目は、あっさり「できるよね」。そしていくつかのアドバイス。
嬉しいような、肩透かしをくらったような。
最近はっとわかって開拓できた分野だったので、こうしたいなぁという雰囲気では読めるけれど、まだ表現が不安定な気がしていた原稿でした。
どうやらいけそうなので、新しく、深くて滑らかに出し入れできるひきだしを確立します。
残すところあと二回。
今夜は、仮装キャスティングのためのスタジオ実習です。