土曜アドバンスの惑星コーミフです。
1/23(土)のアドバンス講義は、ゲストに宇恵和昭監督にお越しいただき、いろ
いろな現場のお話をおうかがいすることが出来ました。
講義の冒頭で、宇恵監督は、「この中で僕と一緒に仕事したことある人、います
か?」と全体に声をかけてくださいました。
講義が進む中で、CM撮影・収録の場の空気作りには、監督自らが力を入れている
ということで、冒頭の質問は、この日の講義の雰囲気や伝え方にも気を配ってく
ださってのことなのだなあ…と思いました。
途中、監督のCM作品の上映を交えながら、話は続きます。
◆宇恵和昭監督 作品(一部)
マックスファクター
グリコ キスミント
資生堂 マシェリ
資生堂 アクアレーベル
エバラ 焼肉のたれ
アサヒ 三ツ矢サイダー
どのCM作品も、美しい映像・洗練された音声で、クラスのみんなは画面を食い入るように眺めています。
監督のボイスサンプルの選定は、第一印象が決め手ということで、身が引き締まりました。
最後、監督に「CMの現場で困ったな、ということはありますか」と質問すると、「現場は困ったことの連続です」とおっしゃりつつも、「僕の指示を聞けない人がいる
ことがあります」と回答をくださいました。
多くの人と作品を作り上げる監督は、伝達のプロだと思うのですが、その指示をきちんと理解して実践できるように、
自分の引き出しを多くしなくては…と思ったことでした。