秋3期・金ベーシックに通い小休止・自己トレ中のカトジュンと申します。
ここにきて初投稿。というのも、先日ボイスサンプル初収録をしたためです。依然として初心者の自分が「ともかく録ろう」とした動機は、1本の電話にありました。苦~い経験ですが、これも“与えること”の1つ、と恥を忍んでご報告する次第 です。
それは、半年のレッスンが終わって間もない3月下旬の夜。唐突に、以前に少しだけ話をさせていただいた狩野さんからの電話。なんでも、私に合いそうなCMの話があるので、エントリーいかが、とのこと。
んがあ”!⊿■&○♯? 本気でドッキリかと思いましたが、いやいやそうではない 模様。となると…、マズイ、マズイぞと電話中に想いが巡ります。…そう、結果的には「ナレーターメルマガ」vol.137の鼎談で狩野さんが言われていた、「サンプルを持ってなくて、どうしようもなかったケース」に該当。
思い返せば、まったくの初心者で受けた秋3期のレッスン。CMにとても興味があったためCMセミナーも受講。まったくついて行けない状況 だったのですが、狩野さんは、CMセミナー講評会での、フガフガした私の読みを覚えていらしたのでした。しかし、、、サンプルがない。「ド素人の自分が、ボイスサンプルをとるのはもう少し先」と思いこんでいまし た。ここにきて、いくら初心者でもボイスサンプルを録ることの重要性について、校長をはじめ山上先生、松田先生、…いろんな講師陣が繰り返し言われていたことが思い出されてきます。
「いつ何があるか分からないですよ」。狩野さんの声が頭の中でこだまする深夜。後悔しきり・猛反省。落ち込むだけでは何にもならないので、翌日にサンプル申し込み。
そしてサンプル収録日、この経過を山上さんに伝えると案の定、「あ~、あれほど口酸っぱく言っていたのにー」はい、まったくその通りでございます。再び落ち込み。
収録の前には山上さんに、マネージャーの視点は講師陣とは違うこと、また積み重ねが大事なことを、改めて丁寧に教えていただきました。それにしても、何かを読み・見抜き・勝負するマネージャーの感性には感服します。
さていざ収録。
自分の場合は、原稿すべてをいったん通して読み、そこから1つ1つの原稿について指示いただきながら進みました。時折、参考となる読みを聞かせてもらいながら。その後は、ミックス番長へと変化した山上さんが集中モードに突入。サクサクと流れを付け、雑音やバラツキをとり、メリハリを付け、尺を合わせて、等々。プロフェッショナルの仕事を拝見。エコノミーコースとはいえ、編集スキル×手間×時間×情熱×…を考えると、こ のサンプル録りのコストパフォーマンスはいいと感じます。
まったくの初心者でも、スクール期間中のどこかのタイミングで録っておくべき。これは受講生からも実感を持って言えることです。「痛みを伴わないと人は学習しない。でもそれが手っ取り早い」─山上先生の収録日の格言。
完成し受け取ったサンプルを聞いていると…、元の素材=自分の読みが雑すぎると、また反省・学習。
ともかく山上さん、ありがとうございました!