松田先生のアナウンス理論/基礎の大切さ

6月1日、松田先生のアナウンス理論の授業を受けました。
ストレートの読みが理論的に紐解かれていき、新発見がいっぱいでした。
と同時に、自分が今までいかに文章を感覚的になんとなくで読んでいたかが分かりました。
まず、ストレートの基本の型としては、修飾語を立てるということ。
(私は、修飾語よりも名詞を立てようとしていました。。)
授業の最初に、配られた文章を一人ずつ読んでいったのですが、
私は、名詞を強調しようと思いながら読んだのでした。
しかし、いざ読み終えてみると、、
全体的にフラットな読みになっているとのこと!
名詞を立てようと思って読んだのに、意図せず違う部分も立っていて、それで結局全体的にフラットになってしまっていたのでした。
(立てる所がそもそも間違っていたのですが。)
それから、正しい強調の仕方を教えていただいた後、自分の中では音程を上げて読んだはずなのに、思っていたより音が上がっていなかった所があったり…
自分の想像よりももっと高い音にしないと立てて聞こえない音があることにもびっくりでした。
松田先生の理論的な解説を聞いて、ストレートの理屈を知ることは本当に大事だなと思いました!
なんとなくで読むのと、理屈を知った上で読むのとでは、全然違いました。
また、固有名詞を読む時の注意点として、
聞いている人がその固有名詞をどんなふうに思っているかが重要だとおっしゃっていました。
解説を聞くと、なるほどな〜〜と思うことがいっぱいあり、目からウロコでした。
その他にも、頭で響く高い声と、胸で響く低い声が持つ印象の違いを理論的に知ることで、
ジャンルによって高低も使い分けていけるのか〜!と驚きを越えて感心しました。
ーー個人的な読みの指摘についてーー
私は、無意識に自分のテンポで間をあけて読んでいました。
自分のテンポで間をあけて読むことがしみついてしまうと良くないそうです。
(今まで(バーズに入る前)、テンポが悪いと言われることがあったので、これが原因なのかなと思いました。)
“なんとなくの間ならいらない”
心に響きました。
報道など、情報をどう読んだら正確に伝わるのか。という大切なことが、松田先生の理論的な説明を聞いて、すーっと頭に入ってきました。
応用してエンタメ要素を入れたくても、基礎を知っていないとできないことに気づかされました。
松田先生、ありがとうございました。
バーズに入って、早二ヶ月が経ちました。
知らないことがいっぱい、山ほどあって、本当に新鮮です。
今の自分は、守破離の『守』をマスターすることが目標だなとひしひしと感じております。
『破離』まで遠い遠い道のりですが、、楽しんで進んで行こうと思います!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です