本日のアドバンスコースは、ゲスト講師です。
TBS『東京フレンドパーク』などでディレクターをつとめる渡辺信也さん。
狩野講師とのやりとりの中で、私達ナレーターには知らない「作り手」の世界をとてもわかりやすく、優しく紹介してくれました。
『声と音がこんなにも映像のトーンを変えてくれるなんてと感じる』と、”いま”の番組におけるナレーターの重要性を語っていただけました。
『自分の中に、”幹(軸)”を持っていることは大切。幹がある人は、ピンチにもブレない。私もディレクターとして”芝居好き”ということで助かったシーンが何度もありますし、芝居好きなしに今の自分はなかったな、と思います。
同じディレクターの中にも、昔は理解されなかったものが、やがて時代がおいつくことで、いまはすごく評価をされていたりする。そんな人にはやっぱりブレがないですね』
そして、最後の質疑応答では
『やはり”人とのつながり”は大事だと思います。部屋で練習しているだけ、というのでは(発展させようにも)どうしようない世界だと思うんです。ささいなことでもいい、人とのつながりを大切にしていってください』
真剣に、丁寧に、ひとつひとつ語ってくださった渡辺さん。
本当にありがとうございました!