どっしりした声

水曜ベーシックの古賀安沙美です。
7月6日は、畠山さとみ先生のベーシックの授業の前に、さとみ先生のボイトレを受けました。
三回目のボイトレです。
まず、文章を読んだところ…
全体的に小っちゃい、こじんまりとしている、もう3レベルくらい上げて普通。
と言われました。
最初の頃に言われたことと同じで、、内心ショックを受ける私。
その後、キーボードを使っての発声へ。
すると!ここで無自覚なクセを指摘していただきました!
なんと、顎が動いているとのこと!
鏡を見ながらやってみると、、
ほんとに顎が動いている…。
これは、無駄な動きだそうです。
そこで、シャーペンを銜えてやってみると、
さっきよりも響く声が出ました!
シャーペンを銜えて声を出すことで、口元を動かさず、喉の奥・舌根を繊細に動かしていくことができるそうです。
この日はこれ以外にも無自覚なクセを知りました。
文章を読んでいる時、首回りの筋がすごく動いているのです。。
そこで、首回りの筋を動かさず、口だけ動かすことを意識してやってみたのですが、、
それでも首回りの筋が動いてしまう!
な、なぜ??
この訓練、家でやってみました。
すると、家では首回りの筋は動かず、口だけ動かせました…。
ボイトレの時にできなかったのは、無意識に緊張していたからなのかなと思いました。
今まで、自分はそんなに緊張していないと思っていましたが、思っている以上にだいぶ緊張している模様です。
緊張していることに気づいていないのは問題だと思いました。
この他、最初の音をがっつり掴んで出せるようになることが課題。
私の場合は、暴れ馬みたいに突っ込んでしまうか、しゅわっと抜けてしまう…とのことで、上手くコントロールできていませんでした。
そして、最後に言われたこと。
それは、声は出てるけど、読みになった時に急に出なくなる。急にフニャっとなってしまう。
ということでした。
ボイトレで、キーボードを使った音階での発声の時と、文章を読んでいる時の声の響き方が全然違うんです。
うーーむ!!なぜだ!
これについては、自信がなかったり、どういう風に読んだらいいか分からない時、苦手なものの時に、声が引いてしまう人が多いそうです。
文章を読む時も、引かずに前に前に出すことを意識して、発声の時のように響く声を出せるように、訓練していかなければいけません!!
親身にレッスンしてくださって本当にありがとうございました。
その後、ベーシックの授業を受けました。
さとみ先生の、『ストレートの型』の授業です。
今回は、女性はよしい先生のコピーを、男性はあおい先生のコピーのチェックをしていただきました。
一人一人チェックしていただきましたが、
私は、全体的にふわっとした感じ、音圧が足りない!
「、」の後や入りがパターン化してしまっている。
同じ山が出てしまっている。
どっしりした感じが出せるように。
とのことでした。
その後、改めて課題となっていたよしい先生のナレーションを聞くと、、
さとみ先生のおっしゃるように、微妙な緩急・高低でたてていることにようやく気付きました。
とても細やかな差、繊細な違い!!
そして、楽に声は響いているが、広がりがあり、MIXでも地声よりのMIXでまとめているのでどっしり感があるとのことでした。
男性の課題となっているあおい先生のナレーションも、さとみ先生の解説を聞いてから聞き直すと…
特徴的な強弱、緩急、高低、響き、そしてテンポ感が絶妙!!
入りの音がそれぞれ違う!
ワンセンテンスの中にもすごく緩急があり、そうすることで印象に残るそうです。
さとみ先生の言葉で印象的だったのは、
たとえ切る場所が一緒でも、コピーする人の生理にまで近づかないとアンバランスになってしまうということです。
そして個人的には、授業でさとみ先生の解説を聞くまで、微妙な緩急と高低でたてていることに気付けなかったのがショックであり、同時に、それに気づいた時、なんともいえない感動がありました。
この微妙な違いをナチュラルに出せるのがプロなんだなと思いました。
次のコピーチェックの時までに、微妙な違いを出せるようになりたい、なっておかなければと思います。
最後に、8月末にある畠山さとみ先生の授業で発表する課題の原稿をいただきました。
おそらく、一人一人違う原稿のようで、とっっっても嬉しかったです!!
他の方々のナレーションを聞くのも楽しみです。
今回も、いろいろなことに気づかされた授業でした。
ありがとうございました。
〜コガのひとりごと〜(一言ではありません)
バーズに入って早3ヶ月が経ちました。
正直、ここ最近、月日の流れの速さに憂いていました。
3ヶ月も経ってしまった。
私は成長できているのだろうか。。
授業では、もっと強い声で、どっしりした感じで…ということを言われることが多いです。(もちろん他のこともありますが)
変われていないのでは!と焦りが…
でも!今回さとみ先生のボイトレの録音を再生して、改めてさとみ先生の言葉を聞くと、とても前向きになれました。
ボイトレを受ける前までは、自分は響く声は出ないと思っていたが、今では、響く声自体は出せるようになったのだと。読みの時にはまだ引いてしまっているが。。
少しは階段を上っているのだと思おう!
スピードは遅いが!
そして、ふと、いつかのミッドナイトバーズで学長がおっしゃっていた言葉を思い出す。。
脳が高い声を出そうとしているという話に対して、
私が “低い声を意識していこうと思います!”と言ったところ、
“低い声ではなく、ナチュラルな声ね。”
と。。
ナチュラルな声というのは、寝起きの声。
そこで、朝、寝起きの声で、よしい先生のコピー課題のナレーションを読んで録音してみました。
!!!
声違うやん〜!!
低いし、重低音といいますか、
少なくとも、今までの自分の声より安定している感じがありました。
これがどっしりした声なのか!?
この寝起きの声を、通常でも出せるようにしていくことが必須だと実感。
あと2ヶ月ちょっとで今期の授業が終わってしまうなんて焦りが芽生えてしまいますが、焦りは禁物ですよね。
できるようになったこと、まだできていないこと、、
自己受容の大切さに気づいた7月の始まりでした。

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