松田先生B授業「普段の喋りをトレースする」

タニタニと手料理を持ち寄ることになったキョリアッテモモエです。
今回のベーシッククラス松田先生の授業では
「普段の喋りをトレースする」ことの難しさを実感!!
教材は約20秒の番組宣伝。
声を張ったり盛り上げようとすると先生からすかさず
・声が出すぎです
・力が入ってます
・読んでます
・普段友達と話すときそういう話し方をしますか
などなど指摘が入ります。
対象をイメージできていないと声が不要に大きくなってしまったり、力が入っている声だと聞いている人が信頼感を持てない、ということ。
例文を身近な人や場所に置き換えて、隣の人に伝えてみると…確かにとても自然で読みやすい!
しかし…私は不安になりました。
一番最初に読んでいた時と比べると声の大きさが半分以下でテンションも低い気がする。これでは暗い感じになるのではないかと。
そこで出た指示は…
「では『来週、手料理持ってくるから食べて下さい。楽しみにしててくださいねっ』って彼(同じテーブルのタニタニ)に言ってみて下さい」
ヒイイイイこっぱずかしいっっ!と思いつつも言ってみました。
あら。
暗くない。
照れながら言えばそりゃそういう声になりますね。
つい技術的なことばかり考えてしまいますが、心の流れが自然と声に出る…当然のことだけどとても大事なのですね。
「伝えたいことを自分のことに置き換えて心の流れを感じる」こと、身をもって味わいました。
(ちなみにこのあと、タニタニも私相手に同じ例文を使いました。さぁ何を作ってもらおうかしら!じゃあ~、プリン希望。私は…冷奴でいいですか。)
「ナレーションが上手くなるにはどうすれば?!」ということはバーズでの授業中や家で練習しているときばかり意識していますが、普段の生活のなかにこそナレーションの極意が詰まっているのだと改めて実感。既にどの先生方からも言われていることなのに今さらわかってきました。
日々の会話も糧になるのですね。
松田先生、今回もありがとうございました!
そして次回の原稿も楽しみです。この絵本は、NHK教育「てれび絵本」で余貴美子さんが読まれたのを聞いて私も大好きになった作品です。次回もよろしくお願いいたします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です