土曜Nのクッティーナ☆です!!
先日の松田センセイの講義は、映像を意識して読む、というもの。
情報番組の1コーナを5ブロックに分けて5人でリレー読みします。
まずはオンリーで、それから映像に合わせて。
オンリーで読むときに、<どれだけカット割や映像をイメージして読めるかで、
実際に映像を見た時の修正がしやすくなる>とのこと。
これは作り手を意識した方が良いのかな、と思いました。
どのような映像が来るのか、どのような演出をしようとしているのか、
立場を変えて意識(イメージする)ことで読みがグッと変わるような印象がありました。
そして、当たり前のことだけれど”滑舌よく””明るく盛り上げるように”とか
そういう基本的なことはできていて当然として、
<相手の反応を気にして読む>ことがやっぱり大事。
相手というのは視聴者の皆さん。目の前に居なくても想定して感じて読む。
簡単にイメージできない人はまずは実際に居る人に語りかけるのが有効。
また何かを紹介する場合など、具体的にそのものが意識できていないと、
言葉が流れてしまう(ただ読んでいるだけになってしまう)。
そんな場合もやはり仮物で良いから具体的に何かを手にして、
それを紹介するつもりで読む。そうするとその言葉に意識が入る。
そしてそして。
身体と発声と表現とは繋がっている。身体が堅いと表現も堅くなる。
堅い人はいかに脱力するか(力を抜くか)が勝負どころ。
姿勢を変えてみるのも一計。
(ぐだーっとした姿勢で読んでいる人の読みの変化が面白かったです)。
以上、大きく3つのことを学びました。
その他にも・・・
<迷わないで読み切る!><何を求められているか考える!>
などなど。相変わらず名言多数。
うー!勉強になりますっ。
==================
さて。ネクストの後は、早速授業の成果を活かしたいと臨んだCMS。
CMSでの使用するのは当然CM原稿。私は化粧水の原稿を選びました。
まずはイメージ。オンリーで読んでそれから映像に合わせて読みます。
結果、良かった点としては、カット割をしっかり意識できたこと。
CMって思って、私が思っていたよりもカットが多かったことがわかりました。
そしてそのカットごとに【ここでこのセリフを言って欲しい】みたいな、
短いセリフ数の中にも作り手さんの凝縮した意思が詰まっていることが解りました。
また、自分の未熟さもわかりました。
まず音楽が入った時に自分の声が音に負けちゃうんじゃないかとビビってしまったこと…。
これはこれまで全く意識してなかった事だけに反省反面、気がつけて良かったです。
それから<ナチュラルに年齢を変えること>。これは課題。
『もっと若く』『もっと大人っぽく』・・・きっと良く言われる演出の1つではないかと思います。
抽象的な演出もあるけれど、ある意味これは解りやすい演出だと言えます。
自在にできるのが基本で、且つそれがナチュラルでなければ厭味になってしまう。
私、まだまだまだまだです。。。
さて。授業で飛び出した今回の松田語録。”水っぽく”
水商売系という意味ではアリマセン。きっとそのままのニュアンスで水っぽく。
みずみずしい、とか清涼な感じカナ?そこに女性らしい透明感もあって。
・・・前回の”艶っぽく”に引き続きですが、感覚に訴える良い表現だな~と思いました!
====================
ネクスト授業の<ぐだーっとしてナレーション>と言い、CMSの<水っぽく>と言い。
松田センセイはいつも何か斬新。
次回はどんなレッスンで、どんな言葉が飛び出すのか、楽しみです♪♪